ブログネタ:待ち時間なにしてる? 参加中もっぱらケータイをいじっていることが多いですが

最近はそれに“読書”が加わりました

別に読書の秋だからというわけでもないのですが
なんとなく読書熱が復活し、地元の図書館にも通うようになりました
俺が読むのは、ほとんどがミステリーです
先頃まで「ルームメイト」等の今邑彩氏の作品ばかり読んでおりましたが、ひととおり読み終わったので
新しいところに手を出しています
もともと今邑彩氏の作品も、その名前すら存じ上げずに図書館でテキトーに手に取ったのが最初でした
先日読んだのは、第23回鮎川哲也賞受賞作品という、鮎川氏と一字違いの
市川哲也氏の「名探偵の証明」
80年代に名探偵の名前を欲しいままにした屋敷啓次郎は
バブルの崩壊と共に表舞台から姿を消した
時は流れ、現代
美少女探偵・蜜柑花子がアイドル的な人気を誇る中、開店休業中の屋敷の元に
かつての心強いパートナーだった男が、蜜柑花子との直接対決を持ちかけてくる
屋敷は引退を賭けて、その事件に臨むのだった
…というストーリー
ビックリしたのは、屋敷と蜜柑の直接対決である人里離れた別荘での密室殺人事件が
小説のちょうど真ん中くらいで終わってしまうこと

この後、このお話はどこに着地するのかと思ったら…
ほぉ~、そういう話だったか!

映画と同じで小説も、先が読めてしまうものよりは、全く読めない方が遥かに面白いですよね
主人公・屋敷に、『ハスラー2』のポール・ニューマンの姿がだぶります
年はとってもその魂は死なず!という感じ

本作は、名探偵という存在への最大の賛辞であり鎮魂歌とも言えるでしょう
読んだ後、心にグッとくるものがありました

俺はいつも小説を読む時、映像化されたらこの役は誰がいいだろう?とつい考えてしまいます
屋敷は30代と60代の姿が出てくるので難しいのですが
その外見からは想像出来ないキレ者ぶりを見せる蜜柑花子は、蒼井優さんがいいかなと思いました
脳内キャスティングは、本を読む楽しみのうちの一つであります

11月に、蜜柑花子が人気ミステリー作家の自宅“密室館”での殺人事件の謎に挑む
「名探偵の証明 密室館殺人事件」が刊行されるとのこと
それは楽しみですねえ

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