POV(主観映像)ものは低予算で作れるせいか、次から次へと作られておりますねえ
ぶっちゃけ粗製乱造の感が強く、面白かった作品を探す方が難しいですにひひ

本作も、キネカ大森の「夏のホラー秘宝まつり」で上映された一本

POVものは
緊迫したヤバい状況下の映像が、何故カメラに収められているのか?
という謎、最大の矛盾を観客になんだかんだで納得させることが大事だと思います

そうすれば何をやろうと…、もとい何が映っていようとオーケーなわけで

逆にこの部分を納得させられなければ
最後まで違和感、ナンチャッテ感が作品につきまとうのであります

で、本作

なび山(だからタイトルが『マウント・ナビ』)にホラー映画を撮りに行き
惨殺死体となって発見されたスタッフ達が残したハードディスクの中に、驚愕の映像が残されていた!

というもの

先ず、有名な役者を使っていないのは悪くないと思います

しかし、たとえ名のある役者を使っていても
撮り方次第、役者達の演技次第で、リアルっぽい映画やフェイクドキュメンタリーは作れるのです
それは白石晃士監督が、彼の過去の一連の作品で証明しています

逆に本作は、役者に熱演させ過ぎのような気がしてなりませんでした
そのために最後までナンチャッテ感が拭えない…

ヒステリックにギャーギャーわめき散らすのも能が無くて、単にイラッとさせられるし
自分(たち)で選んだ行動だよねえ?と、観ている側はのめり込むどころかドン引きですガーン

そこをツッコミながら楽しむのが得策なのかもしれませんが
俺は、粗製乱造のこのジャンルを甘やかさない方がいいと思いますグー

死亡した映画スタッフ達の残した映像に何が映っていたのか?
このことについて少しでも書いてしまうと
興味が半減してしまいかねないので控えさせていただきます

いや~、やっぱりPOVものって難しいもんですねべーっだ!
〈使える度評価 ☆☆〉(☆5つが最高)