拝啓、リーダーシップを発揮できない先生へ | 治療院における経営、集客ノウハウを公開 / 工藤謙治(クドケン)からのメッセージ

治療院における経営、集客ノウハウを公開 / 工藤謙治(クドケン)からのメッセージ

整体院、整骨院、マッサージ、鍼灸院など治療院経営で悩んでいるあなたに正しい経営の考え方、ノウハウをお届けします。

From 自宅より、、



こんにちは!クドケンの斉藤です。


本日は、院長クラスの先生なら
誰でも悩むリーダーシップについて
考えてみたいと思います。


リーダーシップを発揮するには
部下や後輩との日頃の小さな
やりとりこそが重要なのです。



長く働き経験を積んでいくと、
自然と部下や後輩が出来ます。


役職がついたり、院長クラスであれば、
リーダーとして後輩や部下に
接しなければいけません。


中には、自分より年上で、
経験年数の多いスタッフさんが
部下や後輩になる場合もあるでしょう。


「スタッフが言うことを
 聞いてくれない、、」

「年上の人にどう注意しようかな、、」

「友だち感覚で接していたら、
 院の雰囲気がだらけてきた、、」


などなどリーダーとしての
悩みは尽きません。。


『リーダーや上司の立場として
部下や後輩にどう接するべきか…』



今回は、こういった悩みを
持つ先生に向けて、


院のリーダーとしての在り方
成長していく道程で必要不可欠な
要素をお伝え出来ればと思います。


まず、
院の中でリーダーシップを
発揮する大前提として、、、


=================
スタッフを巻き込み、
スタッフの力を引き出し、
協力して院を運営するための
働きかけや心がけが求められます。
=================


リーダーとしての働きかけや心がけは、
3つに分けて考えることができます。


■何事も「自ら率先する」
 という態度や姿勢を持つ

■仕事に対して「自ら問題意識を持つ」
 ということを心がける

■部下や後輩に対して、
 「興味・関心を持ち、よく知る」
 という働きかけ


この3つがリーダーシップを
発揮する大前提です。


「そんなことはわかっているよー」
と思った先生は多いかもしれません。


ですが、できている人は
どれくらいいるでしょうか?


・自分から挨拶、声掛けをする

・会話をする、スタッフさんの
 コンディションを把握する

・個別に相談をする

・「ありがとう」を伝える

などなど

知らず知らず、なあなあに
なっている人は
少なくないと思います。


そしてさらに、リーダーとして
人を巻き込んで仕事を進めるには、


===================
院として達成しようとしていることの
目的やそのことによるメリットを、
本気で伝えることが大切です。
===================


人は、残念ながら自分にとって、
何らかの目的やメリットを
感じないと積極的に力を
発揮しません。


個人で決めた限界が
~~~~~~~~~~~~~~~~
その人の限界になっているのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


ですから、スタッフ個人の
興味・関心に合わせ、そのスタッフに
とっての意味やメリットと
結びつけて伝えることが不可欠です。


しかし、、
リーダーとして人を巻き込む…


頭でわかっていても簡単に
出来ることではありませんよね。


僕もそこが一番悩んでいた部分です。


そんな中、、
自分なりに試行錯誤していく中で
ちょっとしたポイントを
見つけましたので参考程度に
ご紹介します。


リーダーとして人を巻き込むには
【動機づけ】が効果的です。


具体的な動機づけの方法とは、
以下のようなものです。


■仕事に興味を持たせる

部下や後輩の特徴をつかみ、
本人が興味の持てるような
仕事を与えたり指示の仕方をする


■フィードバックする

朝礼や終礼時に、行動や仕事の成果を
フィードバックすることで
正しく評価し行動の見通しを立てる


■小さな成功体験を積み重ねる

成功体験が挑戦の意欲となります。
成功感を持たせるためには、
そのスタッフさんの現在の力よりも
少し高めの目標を設定することです。


特別珍しいことではありませんが
一度でもリーダーになったことが
ある人はピンとくるはずです。


最後にまとめますと、


相手の立場を理解した上での
試行錯誤を繰り返すことで
リーダーシップは身に付きます。


結果的に、部下や後輩と心を開いて
付き合っていくには、日頃の小さな
やりとりこそが重要なのです。


そこを疎かにしている人が、
急にリーダーぶって


「あれやれ、これやれ」と
命令したところでスタッフは
動くはずがありません。


人としての基本が出来ていれば、
どんな世代の人とも
付き合っていけます。


トラブルが起きても早い段階で
解決できます。


『全ての基本は人間関係から』


ぜひ、今回の話を参考にして
自分なりのリーダーシップを
確立してみてくださいね。



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