ドタキャンを減らす極意 | 治療院における経営、集客ノウハウを公開 / 工藤謙治(クドケン)からのメッセージ

治療院における経営、集客ノウハウを公開 / 工藤謙治(クドケン)からのメッセージ

整体院、整骨院、マッサージ、鍼灸院など治療院経営で悩んでいるあなたに正しい経営の考え方、ノウハウをお届けします。

こんにちは。

クドケン取締役の古山です。

本日は
『ドタキャンを減らす極意』
というテーマでお送りします。

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半年前、僕は数カ月に及ぶ
セミナーを開催しました。


その際、セミナー会場選びを
する必要があるのですが、
僕はこの手の裏方作業が大嫌い…


そんなわけで、セミナー直前まで
会場選びをしていませんでした汗


いい加減そろそろヤバイ!
と、ようやくエンジンがかかり、
めぼしい会場を4つ程仮予約しました。


なぜ、3つも仮予約したのかというと、
「できれば安くて広くて
綺麗なところがよい!」

「もたもたしていると、
埋まってしまうかも!」


ということで、保険を掛けて、
3つ仮予約したのです。


結果、その内の一つが好条件で
借りることができ、事無きを得ました。



重要なのはここからです。



電話で仮予約をして、
“電話を切る直前の受付さんの言葉”が、
ドタキャンを減らすヒントになります。


まずは、3つの会場の内、
2つの会場の受付さんの
トークを紹介します。


「キャンセルされる場合は、
その旨お電話下さいませ。
では、仮予約いただき、
ありがとうございました。」


一方、こんな会場もありました。

「キャンセルされる場合は、
お電話を頂くことになっておりますので、
お電話いただけますでしょうか?」

「では、仮予約いただき
ありがとうございました。」

・・・

先生は、この違いが分かりましたか?


一見、同じことを言っているようですが、
その差は歴然です。

違いを具体的に説明します。

前者は、
キャンセル時のお願いを
サラッと伝えているだけ。

後者は、
キャンセル時のお願いを
きちんと伝え、僕から
YESを取っている。

ということです。

実際に、僕は前者の会場と
後者の会場を1つずつ、
キャンセルすることになるのですが、

後者の会場には、
キャンセルの電話を入れました。

が、前者の会場には
キャンセルの電話を入れませんでした…

人として、不誠実な対応を
してしまったと反省していますが、
講座の準備や対応でバタバタしていて、
後回しにしてしまった結果、
仮予約期間が過ぎてしまったのです…

ではなぜ、前者には電話を入れず、
後者には電話を入れたのでしょうか?

それは、後者の受付さんには
ハッキリと約束をさせられたからです。

「お電話いただけますでしょうか?」
で、しっかりと間を取られたので、
僕はハッキリと「はい!」と、
答えさせられています。

ドタキャンを減らす極意はコレです。

ドタキャンをする人と言うのは、
キャンセルすることに対して、
軽く考えている人がほとんどです。

あるいは、自分はお客さんなんだから…
という、傲慢なパターンもあります。

そんな人達に対して、
しっかり、YESの返事を貰うことで、

「キャンセルするなら電話しないと!」
という意識を持たせるのです。

そして、もしキャンセルしたくなった場合は
「キャンセルするなら電話してくれって
言ってたよな…電話するのもなんかアレだし、
あまり気分が乗らないけど、行くか…」

という心理にさせることもできます。

なお、さらにドタキャンを減らすには、
こんな方法があります。

それは、「罪悪感」です。

「無断のキャンセルは
他のお客様のご迷惑になってしまいます。

そこで、恐れいりますが、
キャンセルの場合は必ず
お電話いただくことになっておりますが、

もし、キャンセルされる場合は
必ずお電話いただいても
宜しいでしょうか?」

こうすると、
よっぽど神経が太い人じゃない限り、
ドタキャンしません。

もし、先生がドタキャンに
お悩みでしたら、
今回ご紹介したトークを
使ってみて下さいね。

ありがとうございました。



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