【動画解説】7・8・9・10 先生はこの判断できますか? | 治療院における経営、集客ノウハウを公開 / 工藤謙治(クドケン)からのメッセージ

治療院における経営、集客ノウハウを公開 / 工藤謙治(クドケン)からのメッセージ

整体院、整骨院、マッサージ、鍼灸院など治療院経営で悩んでいるあなたに正しい経営の考え方、ノウハウをお届けします。

From 朝の中の漫画喫茶より

こんにちは、工藤です。


今日は患者さんが先生の
施術に感じる本当の価値
についてお伝えします。


まさに世の中のカラクリを暴露
といいますか、「よくよく考えると
実際はそーだよな」とう事実です。


リピート率が異常に高い先生
いわゆるゴッドハンドとか
カリスマと呼ばれる先生は
少なからずこの理論を
使っていると思います。


上手くいっている治療家は
自然とできているというか
それが普通であり、
上手くいっていない治療家は
このカラクリを意識しません。


■■■■本日の動画はこちら■■■■■

「本当の施術価値とは?」

【映像】: ⇒http://kudoken-file.com/mp4_movie/kati/kati.mp4

音声のみはこちら…

http://kudoken-file.com/mp3_sound/kati.mp3

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カラクリとは何でしょうか?


施術の価値を作っている正体は?



パッと聞いただけでは
よくわからないと思いますし
見落としがちなところです。



実際、「治療家の価値は技術だ!」
技術があれば自然と口コミで
繁盛していくという思い込みが
一般的であり通念ですね。



しかし、先生の施術のレベル(技術)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
って正確に計測できますか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


十段階評価で、自分のレベルが9で
となりのライバル院は5だ。


自分の師匠は10で弟子たちは7とか
実際に数値化することは不可能です。



全く同じ症状で痛みのレベルも
同じ患者さんを数人連れてきて
腕に自信のある先生を集め
横並びでよーいドン!
とはいきません。


こちらの先生は完全に痛みが取れたから
ランク9です


こちらの先生は気持ちよかったけど
痛みが残っているからランク6。


この先生は痛みは多少の残るが
施術が1分で終了したのでランク8。



こんな評価は実際問題できません(笑


プロの治療家を審査委員に
正当な評価は無理です。



ましてや治療の素人である
患者さんにわかるわけがありません。



ご存じのとおり治療院業界といっても
本当に本当にたくさんの手技が
混在しています。


整体

カイロプラクティック

鍼灸

マッサージ

柔整


大きなくくりだけで分けても
その理論からして、かなり違います。



そしてその中で細かく細かく
分かれて先生ひとりひとり
細かく異なっています。



時間も理論も施術法も患者の体も
全部違うので患者さんも
数値化してこの先生は7とか
上手かったから9などとはできません。



大事なことは


患者さんから見ての施術の価値は
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
極めて曖昧で好み・感覚よるもので
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一定以上の施術の価値はわからない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「なんとなくこの先生好き!」

「なんとなくこの先生信用できる」

「なんとなく自分の体にあってる」


そう、なんとなくなんです。



一応断わっておきますが、6以下は
なんとなくわかります。



気軽な整体学校を卒業して
開業してしまった先生や
クイックマッサージ的な
お店の研修だけで施術する方も
広い業界にはたくさんいます。



だから、下手くそは
よくわかります(笑)



だけど7以上はあんまりわかりませんし
個人の好みや感覚に基づいています。



わかりやすく言うと価格です。



この先生は施術が15分で1万円。

この先生は30分で5000円



どっちが費用対効果いいか?



1万円のほうが身銭を切っているので
「高いからいいのだろう」という
思い込みはありますね。



でも実際は30分5000円の
先生の方が上手かったりします。



こういった価値基準が
しっかりしていないものは
比較的自由に価値を提供側で
決めることができます。



その大きな部分を占めているのが
セルフイメージです。



これは僕の知り合いが
とても有名なひとり先生で
月商300万以上を安定している
先生の治療院に行った時のことです。



感想を聞くと

「施術時間は5分くらいだった」

「6000円くらいだった」

「効果は痛みはとれたけど
 翌日また痛くなった」

「家の近くでたまに行く整骨院と
 それほどの違いを感じなかった」

ということです。


ただ、彼が言っていたのは

「先生が自信に満ち溢れていて
 その先生の噂を聞いていたので
 すごい先生に施術をしてもらった」

という安心感はあったそうです。


つまり、患者さん側が

「その先生はすごい先生で
 高くても当たり前!」

と思い込んでいたということです。


だから、5分6000円と高くても
一応納得して帰ってきたそうです。



この事例からもわかるように
治療家の施術の価値、レベルは
先生そのものの自信からくる
セルフイメージによって決まる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

あとは施術に対する期待値です。


この先生は素晴らしい

この先生はすごい先生だ

この先生は実力がある


という思い込みを施術前に
いかに持ってもらうのか
というイメージに大きく左右されます。



同じ先生に対して、
患者さんを二人用意します。


ひとりに対しては

「この先生はすごい先生で有名です」
「この先生の施術は予約がとれない」

とブランディングをしっかりして
施術を受けてもらいます。



ひとりに対しては

「治療家歴はまだ浅いけど、
 これから伸びていく先生だよ」

と特に期待値を上げません。



するとどうでしょうか?


ブランディングを行い、
期待値を上げていったほうが
満足度や結果は明らかによいのです。


これはプラシーボ効果でもあります。


つまり、人はその個人の思い込み、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先入観でその価値観を大きく左右される
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


まとめますと・・・


施術の価値というのは
先生自身のセルフイメージによって
大きく左右される


当然、自信に満ち溢れた先生には
大きな価値を感じやすい


そして、施術前において
いかにブランディングされ
期待値を高く保てるかにより
その価値を左右される。


ということですね。


実際僕もいろんなゴッドハンドさんと
お会いして施術もたくさん受けましたが
点数をつけることはできません。


ただゴッドハンドたちに共通するのは
セルフイメージが高く自分の施術に
とても自信をもっていること


それが、結果を生み、口コミを生み
患者さんがありあまり、繁盛しています。


逆を言いますといくら施術が上手くても
セルフイメージが低くて
自信がない治療家は繁盛しません。


そこにはある程度の「フェイク」
「誇張」「ギミック」は
必要だということです。


もちろん数字でいうと6以下は
技術を磨いたほうがいいですよ。


施術が下手くそはだめです。


いくら演じてもわかりますので
ご注意ください。


しかし7以上はさほど患者さんには
わかりません。


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大事なことは先生自身が
自分の施術と自分自身にたいして
自信をもっていけるのか
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それが価値を生むということです。


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