第三の権力マスコミの捏造報道の証拠 | 気になる映画とドラマノート

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 マスコミは第三の権力だと言われている。

 なぜ、第三の権力なのかというと、マスコミの政治的意図によって、現実が切り取られて放送されれば、国民は切り取られて放送された、誘導されたイメージを現実と錯覚して、キャスターの意見(実はディレクターの意見)に納得して、誤った意見形成をして、自分の意見を正しいと思い込むからだ。

 今回、マスコミは一斉に、「安倍首相は説明が不足している」と繰り返している。
 しかし、よく考えてみれば、言論表現の機会の旺盛なイギリスやアメリカならば、ニュースキャスターが、政権のキーマンにあれこれと質問して、政権に見解を言わせることによって、政権の主張が根拠薄弱なのか、中身があるのかを視聴者が判断するという過程をたどるものだが、日本のマスコミの手法は、反対派にばかり意見を言わせて、首相に対してキャスターが質問する場面を設定しようとしない。

 さらに悪質なのが、冒頭の動画に明らかなように、マスコミに隠蔽歪曲報道の真実である。
 というのは、このニュースは、沖縄の公聴会の直後に放送されたものなのだが、この「直後の報道」では、南城市の市長が、「北朝鮮のミサイルが発射された時、ひやっとした体験からも、集団安保法制の整備は必要だ」と言っているのだが、その後、数時間を経過したテレビ各局は、NHKをはじめ、すべてのテレビ局が、この部分をカットして、放送しているのだ。

 そして、南城市の市長が、「北朝鮮のミサイルが発射された時、ひやっとした体験からも、集団安保法制の整備は必要だ」と言った、その後の、「慎重に議論を進めてもらいたい、拡大解釈されないような法整備にしてほしい」と言う部分だけを切り取って、放送している。

 これが、日本のメディアの捏造報道と国民を誘導するデマゴーグの実態のまぎれもない証拠である。


 おそらく、たいていのニュース視聴者は、この動画を見てはおらず、この南城市長が、「慎重に審議してほしい」と言っている部分しか見ていないはずである。

 マスコミ各社に国民はだまされているのだ。

捏造後の動画。下。 冒頭の動画と比べてみると、どういうふうに、発言をカットして、視聴者を誘導しているか、わかる。

NEWS23と報道ステーションは、自分たちと同じ意見以外の参考人の見解は、完全にカットしている。