ロシア人の平均寿命はなぜ低いか。 | 気になる映画とドラマノート

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 やくみつるは、戦争は、為政者のための戦争なのだから、勝手にやってくれよ、と言ったことがある。
 そして、以前、日本社会党とそれを応援する学者は、「仮に、ソ連に侵略されても、反撃すれば、双方に死者が出るから、反撃はしないほうがいい。

 支配されても、民衆に害がでるよりはいい、と言った。

ヒトラーがチェコのズテーテン地方に侵攻すると、これに似通った考えで、イギリスは、ドイツにどうぞ、ほしかったら、そうしてください。チェコの人々も、死ぬよりはいいでしょうと言って、イギリス国民は、平和万歳と拍手喝采した。

まっ、それはともかく、表題の「ロシア人の平均寿命」だが、2011年現在でも、男性の平均寿命は、63歳を上回っていない。

 これは日米の場合に比べると、驚くべき低年齢で多くの人が死を迎えていることになる。

 この理由は、まずひとつには、中国や北朝鮮もロシアよりさらに悪いことが予想されるにも、関わらず、ソ連、ロシアのほうが、正直に党系を取っていただけまだましなほうで、社会主義社会に見られる本質的な民衆の自由抑圧のもたらした、最終結果としての、民衆の健康破壊が現れているということだ。

 ソ連の「ラーゲリ・・・収容所国家」とは、国内の移動、自由な言論出版活動による政府批判、職業選択、海外渡航、自主的な研究テーマの選択、こfれら、自由主義世界では当然のごとくあたえられている権利がすべて国家によって、コントロールされ、許可を受けないかぎり、本を買う自由も、図書館に注文して読むこともできない。もしそうしたことに不満を持つならば、曽野事実を秘密警察に通報され、取調べを受けて、労働奉仕をさせられ、生涯牢獄で暮らし、精神破綻をきたしたり、栄養不良の末に、さまざまな病気を発祥する。

 そのように、秘密警察に逮捕されなくても、不満の捌け口に、性的放縦ゆえの、エイズ、梅毒が蔓延するが、病院では、自由主義社会と違って秘密が守られないために、秘かな治療などはできず、およそ肝炎、廃結核、梅毒、淋病、などあらゆる感染性の病気は職場を追われて、極貧に陥ることを意味する。

 こうした抑圧が、アル中の蔓延と家庭内暴力になり、あまりにも長いソ連社会主義の年月が、ロシア人男性のある中と家庭内暴力による精神と身体を破壊する生活習慣が、まるで東洋人のおじぎや端の持ち方のように、親から子へ悪習が伝わった結果が、2011年にいたって、なお男性の平均寿命、63歳という意味なのだ。
 
 日本人は中国に観光旅行にいくと、観光地しかいかないので、のどかであるように、感じているが、かつて日本にも、つい昭和20年ころでさえ、地方の田舎では、栄養不足と病院での治療が出来ない境遇のために、結核が骨に病巣を作るなど、重篤患者が暗い奥の部屋に寝たきりになって、近所にそのような者がいることを隠されていた時代があった。

 中国もまた、地方の貧困農村は飢餓と同時にこうした、ロシアにおけると同じ、あらゆる自由と精神的満足が奪われた結果、精神疾患、身体欠陥、性感染症の重篤化、肝炎、等の自由主義世界ならば、地道に貯蓄して健康保険を使えば治療できる病気を治療できるのに、悪化させて死んでで行く人々が何千万人と居るだろう、と予測されている。エクスプロアチャイナという中国情報では、以下のように報じている。

 

中国では、200710月までにあわせて22万例のHIV感染者とエイズ患者がいると公式発表されている。このうちHIV感染者感染者の70%20歳~39歳の若者が占め、エイズ患者の699%20歳~49歳の世代が占めている。一方で、エイズによって亡くなる世代も、20歳~49歳が全体の72%を占めている。ここから分かるように、中国でも世界的な傾向と同様、エイズ患者の若年化が進んでいる。

 

一方で、1129日に北京で発表された『中国エイズ予防治療聯合評価報告(2007)』では、2007年末までに中国で推定されるHIV感染者およびエイズ患者は70万人に達しており、このうちエイズ患者は85万人になると推測されている。そして、今まで主流だった麻薬中毒者による感染ルートから替わって、新たに性交渉による感染ルートが表面化していると報告している。そのため、急速な感染拡大が警戒されているのだ。


 また、これは、サンケイグループのZAKZAKの記事だ。


今年12月1日の世界エイズデーを前に、北京市が調査した結果では10月末現在、北京市のエイズ病患者は1万5183人で、男性患者の場合、その 96.7%が同性愛者で、男性同士の性行為によってエイズに感染していることが分かった。しかも、同性愛関係になって5年以内に発病しており、潜在的なエ イズ感染者を含めて、今後とも増加することが予想されるという。


東京や大阪でエイズ患者が1万人を超えたら、政権が持たないだろうし、ほとんどパニック状態になるだろう。原発事故を上回る深刻な問題になる事も十分考えられる。


 ところが、中国では、飢餓、暴動、などがあまりにも、茶飯事であること、共産党の無力を明るみに出したくないために、もはやエイズ患者北京に1万人以上ということでも、大騒ぎにならず、中国のメデイアが騒がないので、外国のメディアもこうしてさらっと書くしかない。所詮他所の国であって、エイズはインフルエンザとちがって、覚せい剤の注射器や性交渉、血液感染が主要原因であるため、世界的な波及の恐れは深刻ではないからだ。


 しかし、このような事実は、中国がいかに、まともに、信義を置いて交際しえない国か、またこのような国と友好的にふるまおうとする韓国が、墓穴を掘るか、わかろうというものだろう。