橋下徹 語録 | 気になる映画とドラマノート

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橋下徹語録

 


 
  1. 竹島は韓国と共同管理するべきだ。

 


 
  1. [「従軍」慰安婦「制度」がなかったとは、いいません。]橋本発言

 


 


 

慰安婦や慰安所はあったが、それは制度ではなく、時代風俗なのである。時代時代で、テレホンデートだのホテトルだの、性感マッサージだの、キャバクラ、パブ、だの風俗の形態が変わるように、その時代にそういう様式の風俗を業者が考え出し、軍隊が注文した。軍隊が創設した制度ではないし、「従軍医師や看護師」のような軍隊「従軍制度」ではない。

 


 

この風俗に従事した女性は、いつの時代でもいる貧しい家に生まれたり、家が倒産したりした家の女性で、家の借金をすませるために、業者から前借りして、先に親の借金を返済して、自分が請け負った借金をそうした仕事で返済するという点でまったく同じであり、黒人奴隷制度のように、引っ立てられて、売買業者によって売買契約の対象となったわけではなかったから、家への仕送りや貯金もあった。

 


 

 当初、日韓基本条約では、この問題は議題にさえならなかった。なぜなら、当時を知る政治家たちは、韓国人でも、これが風俗業の一種で、給料制の民間の仕事で、その都度給与を払ったか、払わないかは、風俗業者の問題で、政府の問題ではないと知っていたからだ。

 


 

 ところが、日本人の吉田清治という人物が、「私が強制的にトラックで連行した。平山という男と一緒にやった」と本に書き、韓国で出版した。これが韓国でベストセラーになり、このい本の記述の「トラックで無理やり連れて行かれる花のような乙女」というイメージがテレビドラマで何度も再現されて、韓国人に信じられている。

 


 

 日本では、これが朝日新聞で報道されて、共産党、社民党、民主党、フェミニズム団体がこれに飛びつき、国会では、この問題をどう思うのか、とたびたび自民党を追及するようになった。自民党の誤った不道徳な対応は、与党の支持率低下につながる問題だから、野党はこれをついた。

 


 

 これは、自民党ととしては、邪険に扱えば、自民党支持派の良識派、の男性や女性に嫌悪される問題なので、無視するわけにはいかなくなった。

 


 

 ところが、歴史学者の秦郁彦氏が吉田清治証言の真偽を検証するために、その本に書かれている韓国済州島に行き、町のお年寄りにそんな、「女性が日本兵に無理やりトラックに乗せられ、連れて行かれる光景を見たり、噂になって人々が腹を立てていたということがありましたか、というように聞くと「そんなものは聞いたことがない」という返事だった。不審に思った秦氏がさらに調査すると、地元の新聞が、この吉田清治の従軍慰安婦強制連行証言本を読んで、本当なら大問題だというわけで、地元の人々に既に確認して、目撃証言がないこと、うわさもなかったことがわかり、なぜ、そのようなありもしないことを日本人が言うのか、と言う取材結果になっていたことがわかった。だが、ソウルでは、この本の内容がひとり歩きし始めて、問題は拡大した。

 


 

 この秦郁彦氏の疑問から、はじまった議論は、吉田清治のウソを認める発言に発展し、朝日新聞も、あの記事は、検証しないで、報道した、と訂正記事を掲載した。

 


 

 一方、社民党国会議員の福島瑞穂氏らは、韓国に行き、日本政府を訴える気があれば、私たちが支援するから、と日本に招待し、記者会見した上で、日本政府の謝罪賠償を求める訴訟を提起した。

 


 

 この時、日本政府の出した見解「補償問題はすべて日韓条約によって解決した」というのは、あらゆる「金銭補償」に関わる問題は、韓国政府が支払うことになっている。そのための金銭はすでに、韓国政府に支払っており、個人への個別補償にするか、韓国政府に一括して支払った上で、韓国政府が支払い対象者を調査して払うかの選択は韓国政府の希望で決めた。

 


 

 もともと、裁判というものは、謝罪を目的とするものではなく、金銭要求にさらに謝罪を伴うものなので、「謝罪のみ」の裁判というものはない。その意味で、日本政府は、金銭補償については、支払い済みといい、またその主張通り、韓国政府も現に生活保護の割増し措置を行っている。

 


 

 では、「大変つらいことだったでしょう」という気持ちの意についてはどうなのかというと、政府は「アジア女性基金」を作り、総理の「気遣い」の言葉を添えて、生活支援金を贈って誠意を表そうとした。これは、受け取った人もいたが、韓国の支援団体が、受け取る人を非難した。これを受け取ることは、目標とする「日本の国会あげての謝罪決議」をしないで済ませることになるからだった。

 


 

 だが、なぜ、日本では政府が事態収拾の意識もあって、こうしたアジア女性基金の創設努力などは出来ても、国会総ぐるみの謝罪決議はできないかというと、この問題は、国家の犯罪ではなくて、風俗業者のマナーがよかったか悪かったか、の問題であり、日本軍の創設した制度悪ではないという認識を持つ国会議員もかなりいるからだ。また、彼ら国会議員の支持者も、貧しさからそうした仕事をしなければならなかった事を気の毒な事だったと同情はしても、国家謝罪をするのは、事実とかけはなれている、と考える選挙民も多いから、国会決議はできない。

 


 

 が、結局この問題が終わらないのは、韓国の市民団体が日本人全体が反省し、選出国会議員に国会の場で総ぐるみの謝罪がありうるという壮代な目標がある。

 


 

 

 

1991年8月11日植村隆記者は、自分の妻の母親が8月14日にソウルで記者会見を開く事を知りつつ、自分の妻の母親であることは伏せて、次のように記事を書いた。

 


 

「女子挺身隊の名で強制連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた「朝鮮人従軍慰安婦」のうち、ひとりがソウルに在住していることがわかり、韓国挺身隊問題協議会が調査をはじめた」と。この時、はじめて「従軍慰安婦」とキャッチコピー的に当時は存在しなかった用語が造語される。

 


 

 この女性は植村隆氏の身内だった。

 

 そして、この義理の母親である金学順さんは記事の三日後、ソウルで記者会見を開いて、「貧困のため、母親に40円で、キーセンとして売られて、そのあとに、母親に金を払った義父が、日本軍慰安所(風俗業者)に渡した、と証言した。

 


 

 が、植村隆記者の記事では、新聞の読者は、ごく普通の家庭の女子が普通に暮らしていたところを女子挺身隊という国家制度のもとに連れて行った、というように読んですっかりだまされた。

 


 

吉田清治証言本とその朝日新聞による報道が1992年。同92年、吉見義明中央大教授は朝日新聞にスクープ情報を提供。

 


 

 吉見教授が発見して朝日新聞に渡した資料は、「陸軍文書・軍慰安所従業員募集に関する件」で、民間業者が誘拐やだましての風俗業への勧誘をして、警察に逮捕される事例があるので、これを業者に指導、戒めよ」という通達だった。これを吉見教授は「軍関与」の証拠文書とし、朝日新聞は「誘拐」の証拠と報じた。

 

 都庁のレストランで食中毒があって、管理を徹底せよ、と指導文書があれば、それが関与と食中毒が都のしわざだというようなものだ。

 


 


 

92年1月、朝日新聞は「この問題の被害女性を20万人」と記し、この「20万人」が現在の韓国国民の常識として記憶されている。

 


 

 これらの朝日新聞の一連の報道を参考に、韓国政府が92年7月に報告書「日帝下軍隊慰安婦実態中間報告」を出す。ここでは、「従軍慰安婦」という表現はされていない。

 


 

 そして、この報告書で、「アフリカの黒人奴隷狩りの手法で慰安婦狩りが行われた」と記載。

 


 

 95年香港在住オーストラリア人による吉田証言引用英文が出版され、次に94年には、国連人権委員会でスリランカ人クマラスワミ女史が、さらにこの吉田証言とヒックス本を引用して告発した。

 


 

 ヒックスは「奴隷狩り」だったと強調し、クマラスワミ女史は、「朝鮮警察」が「女子挺身隊募集」と称して、性奴隷を集めた」と強調した。こうしてどんどん話に尾ひれがついた。

 


 

 2002年7月、慶応大学教授倉沢愛子が「講談社現代新書」という一般読書人、学生向けの新書「大東亜戦争を知っていますか」を執筆。その中の「従軍慰安婦」という項目を書いた。

 


 

 ここで倉沢愛子慶応大学教授は「軍が管理する慰安所で性的サービスをさせられた」と表現している。

 


 

 これは、実際には、都庁のなかの食堂を都の総務課が管理すると言えば、そうとも言えるが、都が食堂の経営者ではないという事も間違いないが、倉沢の表現を読んだ読者は、まさに、軍が人を集めて一部門として経営していたと読める

 


 

 そして、「はじめ軍が関与していたことを認めなかった政府は、証拠の文書を突きつけられて、認めた」とダメ押しをする。その証拠の文書というのが、吉見教授の陸軍の文書で、「犯罪を犯して風俗経営をするな」という文書で、これを関与と言う。

 


 

 倉沢愛子教授は、この記述を自分の実の娘に語りかけるという仮定を使って書いているので、一貫して、とてもやさしい口調で、その内容がウソであるだけに実に気持ちが悪い怪文書になっている。

 


 

 例えば、倉沢はこう書いている。

 

 「自分の娘が実際どんな仕事をするか薄々気付いていたようであるが、日本軍の命令に反抗する恐ろしさや、食糧難、生活苦の中で、差し出された前金に心を動かされて」と。

 


 

 これには驚いた。倉沢愛子は、実際に東南アジア諸国に行って、聞き書きしてきた学者なのである。それなら、どうして、「むりやりどしどしトラックにのせられ、黒人奴隷のように性奴隷にさせられたんだ」と言う証言があった、と書かないのだろうか。つまり、実際に聞けば、食糧難、生活苦の中で、差し出された前金に心を動かされてという証言が基本的パターンだから、まるで架空の話をデッチあげるわけにいかなかった倉沢は、「差し出された前金に心を動かされて」に懸命に命令に反抗するのが恐ろしいとか、生活苦だとかとってつけたように、書いたのだろう、と疑うしかあるまい。

 


 

 強制連行や性奴隷なら、なぜ命令したり、前借り金の話が言われる必要があるだろう、韓国政府の報告書のように、奴隷狩りされたというのでなければおかしいではないか。

 

 

 

 2006年、ヒックス告発本とクマラスワミ報告をもとに、アメリカ議会調査局が「日本軍の慰安婦」という報告書を出した。

 


 

 2007年この報告書に基づき、アメリカ下院本会議慰安婦問題「性奴隷」非難決議採択。

 


 

 2011年、韓国憲法裁判所は韓国政府が慰安婦問題は「性奴隷の国家犯罪なのだから、国家賠償問題として、外交案件にしなければいけない」と韓国政府に不作為を違憲とする判決。

 

 

 


 

 本来、なぜ日本軍がこういう業者にこうした風俗業の誘致をしたかというと、第一次世界大戦でのヨーロッパでの悲惨な実態を、当時の日本軍人がヨーロッパに駐在して知っていたので、民間女性を守るためだった。

 


 

 現にこれをしなかったソ連の兵士、中国の兵士は、戦地で悪質極まる性犯罪を民間人に対して犯した。

 


 
  1. 日韓基本条約に基づき、法的に解決済みと言っていることのほうが元慰安婦を傷つけている。

  2. 敗戦の結果として侵略だとうけとめないといけない。

 

これでは、敗戦だから、侵略で、勝利した場合は、後の歴史評価で、あれは侵略しての勝利だった、ということがないようだ。アニメではないから、現実には、敗戦でも、侵略ではなかった場合もあれば、勝利でも、侵略だった場合はある。