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主将です。


写真は、11月から住み始めた家の玄関。


この家、父親の遺してくれたお金をもとに、母親と共有名義で建てたんだけど、


主将の好みで、写真のような木の引き戸、洗い出し、内壁は漆喰、廊下は畳、灯りは白熱球……と思いっきり和風です。それも、明治とか大正くらいのアンティークじゃなくて、昭和中頃のイメージ。


これが主将の母親にも、カミサンの両親にも大不評(笑)。


彼らが求めていたのは、南プロバンス風の外壁・玄関とか、豪華の象徴=シャンデリアとか。内壁にはクロスを貼り、床暖房を入れて…といったかんじ。


「なんで、私が子供だった頃みたいな家に逆戻りしちゃうの?」というわけなんだな。


特に、柱時計(写真奥=50年くらい前につくられたデッドストック品)が数万円もしたことに、まったく同じコメントが返ってきた。


「こんなもの、昔は3000円くらいでくらいで売っていて、ウチにもあったけど、電池の時計を置くようになって、捨てたのよ」


う~む。確かに40年後、息子がブラウン管のテレビを50万円くらいで買ってきて「カッコいいでしょ!」と嬉々としていたら、主将もあの世から「バカヤロ~」と怒鳴っているかも。


でも、主将にとっては、超近代的な建築や、オシャレなデザイナーズなんかより、父親が撮った8ミリフィルムに映っている街並みの方が、憧れちゃうんだよなぁ。


面白いもんだよね。みなさん、そういうわけで、ブラウン管のテレビ、ラジカセ、MDウォークマン、体操着、プリント入りTシャツ……大切に使い続けましょう。きっと時代は巡ってきます。そして、それはエコにも繋がります。