主将です。


こないだ、飲んでて総本部の黒木指導員に


「先輩、なんで同好会やろうと思ったんですか?」


って訊かれたんだよな。


そんときは自分でも整理がついていなくて、


「後輩に教えたくなったから…かな」


と答えた。


答えながら、自分でも


「なんで教えたいいだろう?」と。


その後、よく整理して考えたら、こういうことかな、と思った。




人間の欲望として、


「昔、自分が苦労して手に入れたモノの価値が、低くなったら悲しいし、高くなったら、自慢できる」


ってのが、心の底にあるのかな、と。


だからこそ、着衣による総合格闘技の競技者が少しでも増え、


その競技者たちの技術レベルがあがるように力添えしたい…


そんな気持ちなんだと思う。




もちろん、純粋に、


いろんな格闘技をやったり・みたりしてきたなかで、自分が一番面白く感じたたものを、広めたい・伝えたい


……という気持ちがベースにあるんだろうけど。




身体の具合から考えて、動きを実演して指導できるのは、


あと10年くらいかな。


あまり時間はない。


こんな僕でも、僕オリジナルの技術もそれなりにあるから、


動けるうちに、伝承したいと思う。