こんにちは
「健康と幸せを運ぶ工務店」の社長工藤です。
今日も元気にやってますか?
台風14号の被害のための現調、見積や現場対応のため
忙しすぎてなかなか更新することができませんでした。
気を取り直して、ブログに向き合うことにします。
さて、昨日は今新築中のスーパーウォールのお家の
気密測定を行いました。
気密測定は、家の隙間がどのくらいあるかを測るもので、
換気を計画通りの流れにするためには以上に重要なものです。
ひとつの窓をシートで目張りし、そこにファンを取り付けて、室内を負圧にします。
そして内外の圧力差を測定することで隙間相当面積を算出するというものです。
その結果は・・・・・
0.13 ㎠/㎡!!!
弊社で行った気密測定では最高の値が出ました。
家全体の隙間を合わせても、4㎝角よりも小さいのです。
なぜこんなにも良い数値が出たのかかんがえてみました。
もちろん、大工が丁寧に仕事をし、隙間を一つ一つ潰した
ということもあります。
そこはいつもと同じですが、今までの家と違うところ。
このお家は、引違い窓がありません。
そしてLIXILの高性能ハイブリッドサッシTWを使っています。
引違いは左右にスライドするためにどうしても枠と障子の間に
少しの隙間が生じます。
このいえは、縦辷り、横辷り窓がほとんどで、他は勝手口テラスドアです。
そういったところですかね。
C値0.1というと、完全に超気密住宅になります。
気密性能が良いとどうなるか。
まず、隙間風がないので、ちゃんと計画通りに換気の流れができます。
換気扇本来の性能が発揮でき、空気の淀みがないので、
壁や天井、床など結露しなく、カビも生えたりしません。
部屋干ししても、嫌な臭いがしません。
どんなに良い断熱材やサッシを使い、断熱性能を上げても、
気密性能が良くなければ何にもなりません。
そこは住み心地に直結することなので、とても大切です。
気密性能にこだわっている会社は、当然断熱性能や耐震にも
こだわっています。
逆に断熱性能を謳っている会社でも気密性能については
疎かになっているところは多くあります。
断熱と気密は切っても切れない関係にあります。
高性能な家をお考えの方は、家の気密について、
考えてみてはいかがでしょうか。
では、今日もよい一日を!!
佐伯とともに56年「健康と幸せを運ぶ工務店」