from 海和
11月のスコップ・スクールのテーマは
「ゆるスポーツってなんだ？だれもが楽しめる新しいスポーツをつくろう」
今回のプロナビ講師は、おおたき先生。
ゆるスポーツ協会所属で、スポーツクリエイターとして、様々なゆるスポーツを生み出しています。
おおたき先生からの説明。
「スポーツの多くは勝ち負けを求めるものですが、ゆるスポーツは勝っても負けても楽しいと思えるスポーツなんだ」
「例えば100ｍ走は、足が速い人が勝ち、足の遅い人はなかなか勝てないよね。」
そこで、ゆるスポーツは「運動が苦手な人でも勝てるチャンスがあるスポーツなんだ」と生徒たちは教えてもらいます。
今回の授業での狙いはなんでしょうか。
①ゆるスポーツという新しい考え方を学び、
②運動が苦手な人でもできるようにするには、元のルールをどのように変える必要があるのかを考え
③新しいアイデアで、ゆるスポーツのルールを考えてみる
主にこの３つが挙げられるかと。
おおたき先生「ゆるスポーツを考えるにあたって、７つのステップを使って考えていくよ」
１「元のスポーツは？」
２「そのルールは？」
３「どんな人が活躍できるスポーツ？」
４「そのスポーツが苦手な人はどんな特徴？」
５「４の人でも楽しめるには、どんなルールにする？」
６「新しいルールを考える」
７「スポーツ名を考える」
「この順番に沿って考えていけば、みんなにも、ゆるスポーツを生み出せるかもしれないよ！」
特に大事なのは後半の３つでしょうか。
４「運動が苦手な人の特徴は？運動が苦手な、こんな人にも楽しんで欲しい」
→そのスポーツが苦手だと言う人の特徴や問題点を探る。多様な他人を思いやる気持ちで考える。
５「４の人でも楽しめるには、どんなルールにする？」
→果たしてどんなルールにすれば、全員楽しめるスポーツにできるか(アイデアで楽しく問題を解決する)
６「新しいルールを考える」
→創造力、正解は１つではない、多様な答え
今回の授業では、「500歩サッカー」という競技をピックアップ。
ステップシートに沿って、その新しいルールを考えました。
これはもう既にあるスポーツなので答えはありますが、初回の授業なんでね、まずはルールを考える練習をしました。
「サッカーってどんなルール？」
「サッカーが苦手な人ってどんな人？」
「誰でもできるサッカーとは？どんなルールにしたらいい？」
これらを考えます。
生徒みんなにどんなルールだと思うか発表してもらいました！
「走らないで、歩きながらサッカーをする」
→名前から推測してくれたね！歩きだったら、誰でもできそう！
「床にネバネバしたものを置いて、走るのが得意な人が走りにくいようにする」
→凄いアイデア！面白そう！
「500歩以上歩かないとシュートできない」
→サッカーが得意な人がすぐにシュートできないようにするわけだね
「500歩以内にシュートしないといけない」
→制限をつけることで、動きにくくするということか！
「床に足つぼシートを置いて、歩きにくくする」
→なんかそれバラエティー番組で見たことあるぞ笑
みんな独自のルールを考えることができました
素晴らしい！
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