仙台高専名取キャンパスで来年度から「情報と創造コース」が新設されるのですが、
昨今の大学入試制度の流れを汲んだのか、特別選抜という入試制度が今年度から施行されました。
大学入試でいう総合型選抜ですね。
自己推薦書での書類審査の後に面接、作文、グループワークが課題となっています。
自己推薦書は好きなように書いてよし。写真や画像を使ってもいいし、ワープロもOK。自由な発想で自己アピールをということでしょう。
うちのKくんはフリーハンドで下書き無しで一発書き。笑
お前そういうところだぞ、と言いたくもなりますが、こういった他者との比較で個性を出すのって非常に大切ですし、内容が素晴らしかった。※本人が許可をくれたらお見せします
面接や作文は今までの推薦入試でもありましたが、新たにグループワークが登場。
初対面の集まりの中でいかに自分の意見を臆せず主張し、他者の意見も汲みながらコミュニケーションが取れるかという部分が大きな判断材料でしょう。
社会が最も求める人材である
・コミュニケーション能力に長けている
・ユニークな発想が出来る
こういったところを判断基準にしたのではないでしょうか。
先生受けが良くて、真面目に勉強に取り組んできたという優秀な生徒も大事ですが
数値化できない能力、すなわち非認知能力が合否の判断材料になったということです。
入試直後の授業にて
「Kくん受験お疲れ!グループワークでどんなことテーマに話し合ったの?」
「自分たちが高専の生徒会の一員と言う設定で学校生活にkawaiiを取り入れるためのデジタルは何かを話し合いました。」
「高専っぽいお題だね!可愛いではなくkawaiiなのも考え方を柔軟にしたいんだろうね。で、Kはどんな意見が言えたの?」
「僕は、学校を仮想空間にすることを提案しました。」
「へぇー、今どきな案だね。詳しく教えてよ」
「仮想空間に学校を作って、生徒はアバターを好きにキャラメイクできます。そうするとkawaiiがまず作れるじゃないですか。そしてそのアバターの頭上にその人のプロフィールを表示すれば共通の趣味などが一目瞭然なので、コミュニケーションもとりやすくなりますし、友達がいないなどが理由で不登校になる人もお互いの好きなものが分かれば友達が作りやすいんじゃないかって。」
生徒会の一員と設定から、不登校という課題の解決にも繋がるプレゼンとなっているし、素晴らしいね。時間内でその案にたどり着くことが素晴らしいし、それを言語化できたわけだ。そりゃあ受かるわな。
それよりもこんな早くに受験が終わって大丈夫か?!
Kは高校数学先取りしていくからまぁ脳が怠けることはないだろうけど、他の子達入学時どんな学力になっているやら…
「残ってる塾の課題はしっかりやるんだぞ
」
「分かりました
」
東北大も国際卓越研究大学研究等体制強化計画の一環として、学部入試のすべてを「総合型選抜」に統一する計画を発表しています。
つまり、一般入試はすべて廃止となるということです。
そう考えると、自己表現力、課題解決力、コミュニケーション力は欠かせなくなるでしょうか。
数字で表せない能力、非認知能力を培うにはどうすればいいか分からない親御さんはたくさんいると思います。
様々なものに触れさせ、多様な社会を経験し他者とのコミュニケーションによって培われると理解はしていても、昨今の共働きが家族の主流のかたちになっている背景もあり、子供の非認知能力までなかなか…という状況があると思います。
日本は学校で学ぶものと社会に出て必要なものが乖離している部分が少しでも解消されるといいのではと思いますが、国でやってくれないのであれば我々民間がやるしかないのかなと。
それに向けて来年度から新しいコンテンツを考えていまして、来週社員で研修に行く予定ですのでまた発表出来れば。私、めちゃめちゃワクワクしています。
とりあえず今年度合格第一号おめでとう!