ただいま受験生の保護者さんと面談真っ最中!本日お話しした方のケースはこちら!
〇生徒の特徴
・平均評定は3.8~3.9。実技が低い。
・春の模試偏差値は58。得意科目は数学。
・ただいま部活の県大会に向けて日々奮闘中。
・部活の練習疲れからか、ときどき授業を休みがち。
***************
〇私からの提案
・その部活の実力者なら仙台三高理数はどうですか?あそこは確かその部活が強いはずです。
「三高?!そうですね…確かに強いですが…ウチの子で行けますか?成績も足りないし、内申も低いし、とてもとても…」
・内申は確かに厳しいです。三高理数はボーダー偏差値が62、内申は4.3なので。内申が3.9だと…偏差値は65~66必要です。
「ですよね~…。ウチの子は無理じゃないですか?」
う~ん、どうでしょう。でも春の模試データを見る限り行けそうな気がしますけどね。
「え?ホントですか?」
たぶん大丈夫じゃないでしょうか。理由を言います。
・まず数学は偏差値65ありますね。ここが足りているのは相当強いです。数学はやったらすぐに成果が出るという科目ではないので。
・あとリスニングで6問…ゴソッと落としています。リスニングは平均正答率が高いのでやればすぐ伸びます。これだけで偏差値は1上がります。
「小3から3年間ネイティブの英会話に通わせていたんですけどね…」
・リスニングの教材を用意してもいいでしょうか。代金は1,000円ちょっとのものです。1回30分ぐらいで全15回ぐらいあります。これを夏休み中にやってください。私はほかの生徒もいるのでちゃんとやったかどうか確認まではできません。親子で管理してやってもらいたいです。
「やります。お願いします」
・漢字もゴソッと落としていますね。8問中5問バツは痛い。
「漢字は昔から苦手なんですよ…」
4月に渡した漢字教材を月間課題に関係なく、これも夏休み中に終わらせましょう。9月、10月に2,3周する。これで偏差値プラス1。あと英語は、文法はまあまあいいようですが長文で結構落としています。
「長文ね…やっぱり数をこなさないといけないですよね」
それはそうなんですが、英語の長文は解くコツがあります。電子黒板を使ってやる私の授業を毎回ちゃんと受けてくれればほぼ上がります。夏から秋にかけて毎授業で長文をやるので休まず受けてください。
「そうですね。姉も10月からお世話になって、模試の英語が全然できなかったのに一気に良くなりました」
疲れて休むことがたびたびありますが、振替授業じゃなくて、家でズーム参加でもいいので英語の長文授業は受けてください。
・あとは理社ですね。これはどこが苦手というか、満遍なく失点しています。これは10月までに、配布している教材をきっちりやって、バツを3周してくれれば普通は偏差値62,3まで行きます。
ってことで、これらを総合すると、、、
やっぱり三高はそんなに無理という感じはしませんね。ここを目標にがんばりましょう。
「そうですね、なんか希望が持てました!息子に話して聞かせます」
と、こんな感じで日々二者面談、または三者面談を行っています。
二者面談の場合、あとで本人やお父さんが見られるようにポイントをメモしたものをお渡しています。こうご期待!
***************
(おまけ)
ずいぶん前からこちらをご覧になっている読者さんからDMが。
++++++++++++
先生、お誕生日おめでとうございます。
生徒さんからのお祝い嬉しいですね(^^)
これからは人間をやめるを止めて
可愛いものは素直に可愛い、でどうですか??
そういう先生も素敵だと思いますよ。
お身体に気をつけて、お仕事ますます頑張ってください!!
++++++++++++
いや~…お会いしたことのない方なんですが、いつも励ましていただいてどうもありがとうございます。
「生徒さんからのお祝い嬉しいですね」と言われて、そうですね、嬉しいですね、「可愛いものは素直に可愛いでどうですか?」と言われて、そうですね、もっと素直になりますねと言える人間になりたいと常々思っているのですが、元来のひねくれた性格を治すのはなかなか大変で。。。でもこちらのメッセージは素直に嬉しいです。どうもありがとうございました