本日、日曜日は、自習&質問対応で教室を開けています。
ウルスラtype1に通う1年生は二次関数の最大最小を演習中。うん、やはりどこの学校よりも数学の進度が速いな。
学校生活について聞くと、今は中学のときよりやりがいがあって充実しているとのこと。ほ~それはそれは
4月末から5月にかけて合宿があったというので内容を聞くと、
・2泊3日で岩手へ。
・朝は6時半起床。コース長が変わり今までよりも起床時間が遅くなった。生徒の健康面に留意しているとのこと(笑)
・一日10コマ(1コマ1時間)ぐらいあり、最初の8コマが授業で、残りの2コマが自習。
・部屋に戻るのは21時頃。そこからどんちゃん騒ぎが始まる…ということはなく、寝るだけだと言う。まあそうだよな。
しかしこれでも過酷と言えば過酷です。狂った人は出てこなかったか聞くと、1日目の夜の歯磨きの時間に、持っている歯磨き粉のチューブを握りつぶして中身を全部洗面台にぶちまけた人がいるとのこと。
「それは間違って?それとも意図的に?」
「意図的だと思います」
「ストレスが溜まったんだろうな…。で?それはそのままじゃないよね。自分でキレイにしたの?」
「いや、みんなで手伝いました」
ええ~~~っ!みんなで?…時代だねぇ…『絆』が大事な世代だもんな。
ちなみに、狂人には気をつけなさいよ。勉強漬けになると一定の確率で狂人が生まれるから。ヤバいヤツからは逃げるように。
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数学が苦手な宮一の生徒。教科書の問いと章末を演習中。
質問あったらどうぞと声がけすると「今は自分でできているので大丈夫です」
そっか、それならいいけどと言いつつ、ちょいちょい回って手元を見るとやはり間違っています。やっぱり生徒の声は信用なりません。
「ホラここ。なんでこんな風になるの。前回もやったぞ」
「あっ(消しゴムで全部消しにかかる)」
「全部消すことはないよ!この行まではあってるから」
「あっ」
「あとここも違うからね。も~~う、ちょっと目を離すとどんどん変な方向に行ってしまう。赤ちゃんか!(生徒笑)」
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こちらも数学が苦手な二華の1年生。教科書の問い章末を演習中。
数学が苦手な人は、ほかの問題集やチャート式には触れなくてOK。それよりも教科書です教科書。教科書の問い章末を何も見ずにスラスラ解けるまでに磨き上げることを優先してください。
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一高の男子が三角関数の変換で四苦八苦。
質問に対して、ここが違う、これが抜けている、それはやる必要がないと細かく指導するも、いまだ私に対して緊張しているのか、しゃべりがカタく、動きがぎこちなく、ミスにミスを重ねる。
おいおい、もっと肩の力抜いて。もっとフランクに話そうよ。
臆病な女子なら分かる。こないだ、ある中学生の女子から親を通してオレにNGが出てね。。。なんもしてないのにな。威圧的なんだろうな。
でもお前は高2の男なんだから。オレに構えなくていいだろう。もっと落ち着いて。
すると、さっきの二華の男子が「先生はオーラがあるんですよ」
「ナニ?」
「オーラをまとっているから初めての人はなかなか近づけないんです」
「まとってないだろう。フツーの庶民だよ」
「ありますよ。自分では気づかないだけです」
「ええ?じゃあどうすればいいの…」
「さあ…しょうがないんじゃないですかねえ」
「…女装でもしようかな。あら、みなさ~ん!ご機嫌いかが~?って」
「それはたぶん…気持ち悪いです」