from早坂
去年から始まった一年分の学習を半年で終わらせる「速習コース」の二人を指導。
一人は去年から速習コースを実施していて、理解力も十分な生徒です。
「先生、これって早く終わったら次の学年進んでもいいの?」と聞かれたので
「いいよ、半年はあくまで目安だから。どんどん進められるならその分早く次の学年の勉強できるよ。やる気あるねー。それなら宿題も少し増やして進むペース上げてみる?頑張れる?」
「うん」
この会話以降、解説を手短に、どんどんと演習してもらい一か月程前倒しして次学年の内容に到達。
現在は小6の21章のうち8章まで終了!!
今日の内容は比の値。
「先生、これ(値)ちって読むんじゃないの?」
「あたいだよ、あたい。比のあたい。」
「値って何?」
「それを今から勉強するんだってば」
「そっかー漢字って難しいよね。先生ってスポーツ何かやってた?」
「サッカーとかかな」
「俺と一緒じゃん!ポジションは?俺はねーFWかMF」
「なんてまとまりのない会話なんだ!!いいからやるぞ!」
「うん」
話すのが大好きでちょこちょこ脱線しますが、解き始めると集中力はさすが。
解説をすぐ理解し、積極的に解いてくれます。
質問も自らして、納得がいかなければもう一回、違う問題出して!と意欲もさすが。
こういう前向きな姿勢ををしっかり褒めてあげることを欠かさなければ、やる気をキープしてくれます。
「相当良いペースだね。このままだと夏休み前には中1の内容に入れるんじゃない?引き続き頑張れそう?」
「頑張るよー」
そしてもう一人の男の子。5年生の頃は通常コースで学校と同じスピードの指導をしてきましたが、4月から速習コースに変更。
お兄ちゃんがナンバースクールに進学しているので、お兄さん以上を目指したいとのこと。
志が高いねぇ!!
今日は分数の掛け算割り算を解説。
飲み込みのスピードは問題なし。だが、演習スピードが少し遅いのが気がかりでした。
こういう時の声掛けも生徒の気持ちに寄り添いながら言葉を選んで。
「A君は本当に理解力があるよね。だからこそ出来ると思うから言うんだけど、ちょっとスピードを意識して次のページやってみない?ミスしてもいいからさ。」
「分かりました」
さっそく演習をしてもらい、その間丸付けをしながら声掛け。
「おー!いいねーそのスピード!」と大げさに褒め
「なんだよー、全然できるじゃん!その調子」とのせてあげて
「あ、ここ約分できるなぁー…」と間違っても気にしないようにフォロー。
あとは「足と計算は早い方がモテるから」とちょっと冗談も交えながら、70分みっちり演習を行いました。
小学校までは時間なんて余り放題だけど、ここから先はそうはいかないからね。今後も正答率よりも速さを意識していこうね!
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今年の中1は速習コースの子達も混ざっていますが、やはり一度習っているというアドバンテージは大きいです。
テキストの進みが全然違う。
学校を含めると3回解説が聞けるわけで、学校の授業でも積極的に参加できるでしょう。
高校受験に必須の内申点も取りやすくなるはず。
定期テスト前には暗記科目に注力できるでしょうし今後さらに効果が表れるのではと思います。
興味のある方是非お問合せください。
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