今日はいろいろ報告が。
二高に受かった生徒が440点台とか450点台と聞き、
三高に受かった生徒のお母さんから420点台とか450点台の報告もあり、
逆で驚いたのが一高に受かった女子から405点だったとの報告が(オール5ですが)。
毎年のことですが、南高校は厳しい厳しい。380台~390台の数点差にゴロゴロと人が固まっていそうです。ここを確実に受かりたいなら400点は欲しいところで、模試の偏差値表は、私はもう信じないことにしました。来年以降は偏差値59じゃなくて61ぐらいのつもりで進路指導していこうと思います。一方、M山高は58じゃなくて53,4ぐらいでもおススメできるかなという印象を受けました。そのぐらい倍率というのは重要なんだなと再確認しました。
あとはやはり最後の爆発力は重要です。
それまで実力が足りてようと足りてなかろうと、入試前の1~2か月でどれだけ本気になって集中してやれるかというのが極めて重要です。むろん、こういう人は「もっと早くやっておけば」と周囲から言われますが、これを早くからやっていたら、終盤これだけ爆発できたかどうか。「日頃からコツコツ」というのは、いいことはいいことなんですが、、、
1月模試でC判定でも、それを踏まえて志望校のランクを下げても、結果的に最後にものすごい努力した人は合格していますし、志望校を下げずとも大丈夫だった可能性が高いです。最後の大・大・大爆発で結構入れ替わってきているなという印象を受けました。
最後に今回残念だった人へ。
今、相当つらい気持ちだと思います。何がいけなかったか考えられない状況かもしれません。
でも、時間が経って少し落ち着いたら、何がと考えてみてください。その振り返りが次に生きます。
そして気休めでもなんでもなく心の底から思っていることをお伝えします。
・今回の合否はそんなに大した問題ではありません。それよりも次の3年間をどう過ごすかの方がよほど大事です。
・上に「最後の爆発力」とあるから高3で頑張ればいいかって?違います。今まではそれでも良かったかもしれませんが、これからの大学入試は「総合型選抜」の比重が一層増してくるので、最後に筆記の勉強を頑張ればいいというものではなくなります。
・公立に受かってうれしくてその後遊んでしまった人もいれば、逆に今回挫折を味わって意識が高くなり努力した、みたいな話は過去どれだけ聞いたか分かりません。
・高校、大学とずっと成功レールに乗って一流企業に就職できたものの、そこで挫折して最悪の選択をしてしまうケースもあります。失敗や挫折は早いほどいいと言います。
つまり、言いたいことは、この後の取り組み次第で18歳以降の人生がまったく変わってきますよということです。
これはもう、やるしかないですね