from早坂
講師ブログの方でも簡単に書いたのですが、もう一度今回の数学についてまとめてみました。
来年以降の参考になれば。
第一問は基本問題で構成。ここはいかにミスをしないかが重要。上位層は落としたら命取り、中間層から下位層はいかにここで加点できるか。ただし最後の問題の回転体は、苦戦する人もいたはず。
第二問確率。高校とは違い、中学の確率はサイコロを2回振る問題がほとんど。
今回も例に漏れず。最大でも36通りのため、全通り書き出すのも手。むしろそれをやる時間を取るために他の計算を素早くやるという考えでいいかと。
円の性質を利用した問題。
半径2本から作られる三角形が二等辺三角形になるということさえ気づければここは簡単。ただ、(2)の弧の長さを求める問題で、おうぎ形の面積を求めてしまったり、半径を6cmと勘違いして間違うパターンは一定数ありそう。
二次関数。
基本的な代入のみ。ただ、x座標をaやtと置く問題なので、数学が苦手な人は文字を文字に置き換える考え方は混乱する。
規則性。
試行回数を重ねるごとに8個ずつ増えていることに気付くまでの時間は受験生によって差がありそう。1・2問目はそれだけで大丈夫。3問目は奇数回の時が黒だと気付けるかどうか。
第三問、箱ひげ図
文章量で急所となる数字や言葉にしっかり注目できるかどうかが大切。文章量で疲弊させるパターンは第3問の例年通りの特徴。記述は中央値とは何かを理解し、文章に出来れば問題ない。
第三問、一次関数
オーソドックスな道のりと時間の問題。速さが傾きになることを理解し、そして交点を求められれば難なく解けそう。ここも文章量が多く、時間に追われる中で焦ることなく冷静に文章を見落とさず解けるかどうかが大切。最後の問題も捨て問という難易度ではなかった。
第四問、平面図形
(1)は中点連結定理を利用して一発。ここは取りたい。
(2)の証明は例年の傾向である相似ではなく、一昔前の合同に戻った。仮定から平行線の同位角を見つけられれば難しくはない。
(3)平行線の錯角を利用して、相似な三角形が見つけられればすぐ。
(4)面積を求める問題。頂点から垂線を一本引き、高さを求め、面積を2等分すれば求まる。ナンバースクールレベルの子たちはすんなり解けたのではないか。
総評…一問一問の難易度は決して高くはないが、問題数が増え時間との戦いになったはず。(1)の答えをもとに(2)を解くという問題もないため、ミスにより芋づる式に間違うということもない。ただケアレスミスを誘発されるような問題や、問題数の増加、記述などにより50分で全て解ききる為にはスピードと正確性は必要だった。70~80点を目指すのであれば、やはり第三問と第四問の最後の問題はハナから捨てて、見直しに時間を割くというのは勝ちパターンとして有効なままとなりそう。
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