講師ブログを見たら、とある小学生の記事が書かれていて、

 

「4か月で小5のテキストを終わらせ」

「毎回楽しそうに授業に臨んで」

「小6もわずか4か月で・・」

 

というところに、へ~っ!それはそれはニコと感心しました。

 

 
 
私はどちらかというと先取り学習にはやや反対の立場でした。
 
だって、ズルいじゃないですか。本来、相似や面積から工夫して長さを割り出す問題なのに、三平方を知っている人がそれを使ったら誰だって解けてしまいます。例えるならバイオハザートのゲームを最初からロケットランチャーが使い放題のモードでプレイするようなもので、こういうことでは頭を使わなくなり、創意工夫も生まれず、結果的に思考力の低い人間を養成することになるのではないかと危惧しています。
 
英語や社会や漢字などの知識教科はバンバン先取りしてOKです。しかし数学などの頭脳ゲーは、道具を使わず、手足を縛られた状態でどれだけ高くジャンプできるかどうかを試し続けた人間に勝利の女神が微笑むと今でも思っています。
 
それなのにどうして先取りを推進するようになったのか。
 
理由は二つあります。
 
一つは、最近の入試問題がそれほどの思考力を求めていないということです。
 
大学入試問題を見ると、時代は思考力よりも処理速度、処理能力を求めているように思います。
 
であれば、早めにさまざまな知識武装をして、その武器の使用方法に慣れた方が得策ではないかと思うようになりました。
 
二つ目は、少年少女の知的好奇心を満たしてあげたいという気持ちです。
 
小学生の算数は、ひたすら筆算をやらされるイメージがあります。でもそういうのはほどほどにして次々進んであげた方が子供たちも意欲が湧いてくるのではないかと思います。
 
上の講師ブログに登場する小学生はまさにその一人のようで、読んでこちらもうれしくなりました。
 
 
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今年の春から始まった「1年分を半年で終わらせる」というコンセプトの速習コース。
 

「半年」というのはあくまで目安です。早い人はブログの少年のようにどんどん先に進めます。

 

下の小5男児は今週から中2内容に入りました。

 

 

某〇〇式のように計算のみを進んでいるのではありません。この4か月間で、関数や図形、データ、証明など普通の中学生が習うすべてを飛ばすことなくやり切りました。

 

授業の冒頭、少年は私に「にっこり先週はすいません」と謝りました。

 

先週私は、やり方を教えた後しばらく固まっていた少年に「分からないの?」と何回か聞いてもずっと黙っていたので注意したのです。

 

分からなくて困っているのか。授業時間には限りがある。分からないならもう一度説明するから言ってくれ。

 

それとも考え中なのか。それならば口出しされては困るだろうからもう少し待つ。遠い遠いヒントを与えてもいい。どっちなのだと。

 

すると少年の目にはジワッと涙が。きっと「分からない」と簡単に口にしたくはなかったのでしょう。そのぐらいプライドが高いのはとてもいいことです。

 

にっこり「先週はすいませんでした。意地になってしまって。また自分の悪いところが出てしまいました」

 

ほっほ~うおねがい

 いやいや、いいんだよウインク!(頭ナデナデ)

それより今日は中2に入るぞ~!

がんばるぞ!