先週、名取教室にも中3模試の結果が届いたので生徒たちに返却しました。
こちらでも半数以上の生徒が成績アップしており、あちこちで歓声が。いくつか例を挙げると、
↓苦手の数学を投げ出さずに、自習や質問によくがんばった。この成績が続けばどこでも受かるね![]()
↓試験を受けるたびに少しずつ上昇。いいよー![]()
・ここまで来たら志望校はMじゃなくて一高にしたら?ナニ?無理?五橋の生徒がこの成績なら喜んで受けるぞ。
喜びを前面に出す生徒たちに対して、頑張っているのに成績が現状維持だったり下がったりした生徒たちは浮かない顔。
私はちょっと聞いてくれと電子黒板に向かいました。
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ここに来る前に、五橋で成績が下がったある生徒に言ったんだ。周囲の多くが上がって、近くであんなに喜ばれてはつらいだろう。メンタルは大丈夫か?と。
その子はヤバいですと苦笑いして表情を落とした。そこでその生徒を励ましたんだけど、その内容をキミたちにも伝えよう。
メンタルにくるのはどこの部分か。
まずは「周囲」と比べてしまうことだ。
「やったー!偏差値上がった!」「順位上がった!」「A判定になった!」と喜ぶ周りの声を聞いて、(いいなあ…それに対してオレは…)と暗くなる。
さっき授業前にAさんがやってきて言った。先日の定期試験で保健体育のテストは90点以上、運動神経もよくてスポーツテストではAをもらっているのに通信簿は4だったと。ほかの生徒でも97点で3だったと聞いた。
なんでこうなんだ、一生懸命取り組んでいるのにどうして認められないんだ!と憤慨し、落胆し、投げやりになりたくなる気持ちはよ~くわかる。特に自分よりテストの点数が低いのにその人の評価のほうが上ならやる気もなくなってくる。
でもこういう理不尽は社会に出たらゴマンとある。気持ちを切らしてはいけない。
月並みな言葉だが、周囲なんて気にするな。他人と自分は関係ないのだ。
とはいえ、お前たちが気にしなくても、親が他人のことを言ってくるケースがあるから注意が必要だ。
そういうときは、その親の意見は丸ごと無視するように。他人と比べるというのは正直言ってレベルが低い話だ。
「うらやみ、ひがみ、投げやり」感情を持っている人は、一つ上の段階、
「自分とは関係ない。淡々と」を心掛けること。できればさらにこの上、
「他人を祝福する」ことができたら最高だ。もし隣の人が喜んでいたら、たとえ自分が通信簿で3を食らっても、偏差値が低くても、「よかったね~
」と拍手を送れる人間になりたいものだ。
あとメンタルにくることと言えば親だな。
「なんなのこの点数は!」「やってないからこうなる!」と成績を見て怒る親や、「え~…どうしてこうなるの…」と悲しむ親、入試を悲観して不安になる親もいる。
無理もない。親にとってお前たちは自分の分身だからな。我が子というのは、すべてのことにおいて優先される。だからどうしても感情を抑えることができなくなっていろいろ言いたくなる。
これによってお前たちの心も惑わされる。
「そんなに言わなくても…」「私だってやってるよ!」「そうだよね、私はやっぱりヤバいよね…」と感情的、感傷的になる。こうなるとなかなか勉強には手がつかない。
これの対処法としては、親にはっきりと「理でもって反論」することが大事だ。うるせえ!とか鬼ババア!と感情むき出しの反論はダメ。「理でもって」反論するのだ。
オレも高3の冬に親に言われたな。こんな成績で大学受かるの?もっとやりなさい!と。オレは冷静に母親を諭した。英数の数字を見てみなさいよ。オレはずっとこの二つに取り組んできたのだ。この二つに限って言えば軽々合格圏じゃないか。足りないのは暗記モノだ。こんなものは1か月ちょっとあれば十分だ。まあ見ててと。
逆にこういうことを言えない人、ホントにサボってやってない人はしょうがない。ただうなだれて怒られろ(笑)
とにかくまずは、こうやって周囲の声、親の声を処理して、自分と向き合うことが大事だ。
周りなどまったく関係ない。入試を受けるのは自分なんだからな。
そして冷静な頭になれたなら!
さあ、次こそが大事だぞ!
(つづく)



