中3お母さんとの面談。

 

ウチの子はやればできるのにやらない。塾の月間課題も「やってないのは自分だけではない。○○君だってやってない」と言い放った。意識が低い。こないだなんかはそれで息子と取っ組み合いになった。もうどうしたらいいのでしょうか……というご相談。

 

いや~分かるほっこり分かりますよ~お母さん。もう私のところなんて…えーん

 

褒めて怒って落胆してぶん殴って。ありとあらゆることをやってようやく悟りました。

 

結論を言いましょう。

 

あきらめることが肝心ですニコニコビックリマーク

 

 

って言うのは冗談ですが、私はほとほと疲れました。最近つくづく思うんですよ。

 

たとえ頭が良くっても、結局やらないのならそれも含めて、そのトータルがその子の能力だったのではないかなと。例をあげましょう。

 

 

成績はおおよそ生まれ持った「学力」とその後の「努力」の二つで決まります。

 

この二つの能力が0から10まであるとすると、上位進学校に入るためにはそれぞれだいたい8ぐらいの能力、合計16ぐらい必要でしょうか。

 

母「ふんふん、そうかもしれませんね」

 

 

で、ここに二人の生徒がいます。

 

Aさんはきちんと月間課題をこなし、模試の見直しも行い、授業もしっかり聞いてノートを取るなど、勉強に取り組む姿勢は二重マル。努力の塊のような子なので努力のパラメータは10あります。

 

しかし、たとえば数学の解説を聞いても1回や2回では理解できません。3回目、4回目でようやく当たるかどうかです。計算も遅く、理科の電流とか濃度、密度を求める問題では毎回手が止まります。よってこの子の学力は5。そうすると二つ足した総合力は15となります。

 

 

一方のBさん。こちらは頭の回転が速く、暗記物を短期間で覚えることができて、理解を要するものも解説を聞いて一発で分かります。非常に頭がいい。学力は10あります。

 

しかし、毎日コツコツができません。言われた課題もほったらかしで、字も汚く、遅刻欠席グセがあり、危機意識もない。学校の提出課題のみ期限ぎりぎりに何とか間に合わせるぐらいなので、努力要素は5。よって総合力は15となります。

 

 

この二人、進学校に入るための能力がわずかに足りない点では共通していますが、周囲は二人をどう見るでしょうか。

 

Aさんには周囲は優しく接することが多いですよね。

頑張ってる、素晴らしい、ここまでやってできなかったのならしょうがない、よくやってるよと温かく迎えられることが多いです。そりゃそうです。解けない数学に、そこを何とかひらめけよ!なんでこんな問題ができないの!当たれよ!とののしるのはあまりにかわいそうです。

 

ところが反対にBさんは怒られてばっかりですね。

才能があるのに何でやらないんだ、やればできるのに、努力しろよ、受験生なんだから死ぬ気でやれよテメー!とさんざん。

 

AさんもBさんも同じレベル15の子供なのに。

 

あまりに周囲の接し方が違います。

 

この学力と努力、どっちが上でどっちが下とかはないんじゃないかなと、実はこの二人の能力は同じじゃないのかなと最近思います。

 

どちらも今は総合力が足りないけど、努力型のAさんも、やっているうちにちょっとずつできるようになってきます。

 

一方、才能型のBさんも、卒業や進学がいよいよとなった時には爆発的にやります。親としては見てるとストレスが溜まりますけどね…。

 

結局言いたいことは、AもBも同じようなレベルの子なら、親も同じように接するべきなんじゃないかなということです。特にBの親は子供をあまりにクソミソにののしる傾向があるのでそれはどうなのかなぁと。いえ、これは自分に向けての言葉なのですが(笑)

 

 

ただ、塾としてはプンプン!!

 

もう部活も終わったでしょうから、やってこない子は粛々と教室に呼び出してやらせます。

 

努力することの意味とか理由を言っても通じないので、淡々と呼びだします。

 

毎週メールが行くと思いますのでお声がけのほど、よろしくお願いしますニコニコ