この春中学校を卒業した男子生徒らが、移転した名取教室に顔を見せました
ようよう、久しぶり!
で?どうなの学校は。楽しい?
まずはK君に聞くと「まあ楽しいですけどぉ~…」となにやら含みのある言い方。けど?どした?
「いや女子が……カワイイ人いないんですよ」
はぁ?アハハハハ!
隣の男子と私はこれに大笑い。「そりゃあ、あなたの学校(某理数系)は女子比率低いからなあ!」
「いやそれはあるんですど~…それにしても(カワイイのが)いないなあって」
ハハハハ!だからあれほど言っただろ!オレの経験を東北大の工学部に行って一番びっくりしたのがそれだから。数学ができる女にカワイイのはいないんだ。
「あ、ラーメンマンの話ですよね」
そうだ。200人ほどの大講義室に10人もいない女たち。そのどれもが三つ編みした目が細い連中だった。
数学を解いてるとな、眉間にしわを寄せて眼を細くして難しい表情で何時間も考えるだろ。そりゃあそういう顔にもなるんだよ。
「なるほど~そういうものですか~」
いやもちろんゼロではないよ。頭が良くて顔もかわいくスタイルも良い子はいることはいる。天は一人に二物も三物も与えるからな。ただカワイイ率で言ったら間違いなく文系が上で理系は下だ。
だいたい数学ができるようになるとさ、なんというか……女性らしい曲線が無くなるんだよ。ほら、数学は定規使うでしょ。そういうものに慣れていくと丸みが取れてあちこち角ばってくるんだな。(生徒爆笑)
天才数学者の藤原正彦さんって知ってる?あの人の本にも同じことが書いてあった。藤原さんが大学生のときに見つけた法則があるの。「数学IQとバストの積は一定」というやつ。さすが天才は目の付け所が違うし、表現力もオレなんかには思いもつかない卓越したものでね。いたく感心したよ(生徒はハテナ顔)
え?この法則の意味分かってないだろ。いや、それならそれで結構(笑)
「先輩にはカワイイ人いるんスよ~。でもそういう人はもちろん取られちゃってるからぁ」
まあ、そうでしょうねぇ。
「ああ…これからの高校生活、どうしたらいいんだろう」
そりゃあブスと付き合うしかないな。
「えっ!マジっすか!」
あのな…男はそんなに欲張るもんじゃないんだよ。多少落ちても女性と付き合えることはありがたいことなんだから。オレの高校生時代なんて用務員のおばさんですら取り合いになったんだぞ(生徒爆笑)
こないだは女子も女子で、カッコいいのがいない、イケメンがいないってさ。みんな高望みしすぎなの。ブ男でいいからまずは付き合ってみなさいよって言ったら、ヤダ!で即答されたけども。
とにかくさ、まずは普通の女の子でいいから付き合うことだ。女性と付き合うと、ああなんて変わった生き物なんだろうと思うことが山ほどあるから。
たとえば女は花が好きだな。お前らは好きか?どうでもいい?だよね(笑)
オレは先日花屋に行った。そこでお会計を待っているとき、つくづく思ったよ。道行く女性は花を見ると笑顔になってあら~と言って足を止めるんだ。でもサラリーマンは目にも止めずに歩き去る。花一つとっても天地の違いがあるのだ。
今の時期は、イイ女をゲットしてやろうと意気込む前にさ、まずは普通の女でいいからそばにいてオレらとは真逆のあの生物をつぶさに観察することだ。
そしてどうすれば笑ってくれるのか、どうすれば手を握れるのかを必死に考えるんだ。その場数、経験値がイイ女と巡り合ったときにゲットできる確率を高めるの。お前らさ、女偏差値ゼロのくせにカワイイ子、カワイイ子と騒ぐんじゃない!
「なるほど~スゲー勉強になりました~」