<前回の続き>
次に見直しのテクニックについて話そう。
キミたちは見直しをいつのタイミングでする?
普通は全部解き終わって、まだ10分あるといって第一問から見直しを始めるだろう。
自分が中1の頃もそうだった。全部解き終えてから見直しをした。結果80点ぐらい。15点ぐらいがケアレスミスによるものだった。
ボーっとして過ごした中1時代が終わり中2に。しかしケアレスミスは減らなかった。注意して見直しをしているはずなのにね。
何が原因か。かなり考えた。そこで一つの仮説を立てた。
見直しはしている。なのに間違うということは心のどこかに慢心や油断があるのではないか。
「多分当たっているだろうけど」「ここで間違ってるということはさすがにないだろうけど」こうやって見直しをしているからいけないのだ。つまりポイントはそういった先入観を消すことだ。
次にどうすれば先入観が消えるかを必死に考えた。たどり着いたこたえは……
問題を解かなきゃいいということだ。
問題を解いてしまっているから、「さっき通った道だしな…」「この部屋はもう探したしな…」と油断が生まれる。だったらまだ通らなければいい。その部屋にまだ入っていない状況を作ればいいのではないか。こう考えて試験問題を解かないことにした。
どういうことかというと、見直しは全部解き終わってからじゃなくて、大問1つが終わってからただちにやるルールに変えた。それによって第二問以降はまだ見ていない環境が作れる。これで少しはミスが減った。やはりポイントは通っていない道を作ることだと確信した。が……まだミスはある。次にどうしたか。
大問見直しじゃなく、小問見直しに変えた。
(1)が解き終わった瞬間にすぐに(2)に行くのではなく、もう一度(1)を解き直す方法だ。中2の秋から冬ごろだったかな。これでミスはほぼなくなったがゼロではない。点数で言ったら97とか。オレはもう悔しくて悔しくて…
女子A「そんなに取ったらいいじゃないですか」
女子B「すごいじゃん!なんでそれで悔しいの?」
ハイハイ。その当時も周囲に言われたよ。すごーい!頭いいんだねー!とね。いや~困ったよ。悔しい気持ちをそのまま出したら、ナニこの人!感じ悪~い!ってなるからね。だから、いやあマグレだよって頭かいてごまかすんだけど、心の中ではもうハラワタがグツグツグツグツ。(お前らからしたら97は嬉しいんだろうけどな!オレに取っちゃサイアクなんだよ!)って心の中で叫んでた。
女子「うわーなにそれ!感じ悪~い」
女子「先生、性格ひどいね」(クラス笑)
フ……雑魚には分からん。
そこで次にどうしたか。最終的に「行」見直しにした。
例えば分数の方程式なら、1行目で分母を払い、2行目で移行して、3行目で計算をしてってなるけど、オレの場合は分母を払ったあと、もう一回分母を払う。2行目で移行したら、また移行の確認をする。文章題も同じ。問題文を読んで理解しても、指示抜けがないかまた読んだ。
これは正直キツかった。時間内に終わらないかもという恐怖との戦いだ。ものすごい急いで解くけどずっとブレーキを踏み続けて。バランスの取り方が非常に難しかった。試験中、みんな解き終わってヒマしているのに、オレが解き終わるのは決まって時間ギリギリでクラスで最後だった。
しかしこれでミスは完全に無くなった。中3のときはすべての試験ノーミスになった。
まとめると、
見直しで重要なのは先入観を無くすこと。見直しのタイミングは4つあって、
①全部終わってから
②大問ごとに
③小問ごとに
④行ごとに
下に行くほどミスは減る。
が、時間内に終わらないというリスクはある。各自バランスを取ってくれ。
