<前回の話>
テストでパニックにならないためには自分目線ではダメだ。フカンカメラで自分の背中を観察しながら問題を解くべきだ―という話の続きを。
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「カメラの置く場所はもう一つある。
それはカメラを相手の目の位置に置くことだ。テストで言ったらこちら側ではなくて向こう。つまり問題作成者の視点でテスト問題を見るの。
たとえばさっきの英語長文の日本語で答える問題でもそう。ただ普通に和訳しようと思うなよ。
『ああ、この人はオレに接続詞whileを知っているか聞いてるんだな。フフフ、知ってるよ。ちゃんと和訳してあげるからね』と思いながら答えること。これをするとしないとでは大違いだよ。オレは中学のとき、一つのテストを解き終える頃には問題作成者の性別、年齢、趣味・嗜好まで言い当てることができたよ。
だいたいパニクる人とか凡ミスする人って、問題の読み落としが非常に多いよね。なんでそういうことが起きるのか。
それはね、、、
その人は相手の要望なんてお構いなく自己中心的に物事を見ているからなんだ。これはダメだよね~。テストだけじゃなくてこの世の中すべてに通ずることだと思う。
たとえば自分はこれを作りたい、これを売りたいと思ってもお客さんが望んでいないと売れないよね。売れるためにはお客が何を望んでいるかを知ってそれに自分を合わせないと。例えば山に釣具店を開いてもダメだろう?そこは登山グッズを販売しないと。
これは恋愛でも言えるぞ。
おいA君!お前、彼女はいるのか?(生徒笑)」
「いえ、いません(生徒爆笑)」
「そっか、じゃあたとえばお前に彼女ができたとする。その彼女とは付き合ってまだ1週間ほどだ。そこでお前はさっき休み時間にやっていたアレ、スマホにダダダダ!と両人差し指で連打してたアレ。アレはなんだ?」
「音楽のゲームです(生徒爆笑)」
「そっか。それをお前はデートの時に披露するんだ。ちょっと面白いのがあるんだ
見てて!こういうゲームなんだけどさ~と言って、ダダダダ~と画面を叩く(生徒笑)。
終わったとき彼女は言うだろう。
『すご~~い!』(生徒笑、女子の多くがうなずく)
そこでお前は慌てて否定する。
『違うの!今のはちょっと失敗したんだ!今度はもっといい点が取れるから見てて!ダダダダダ~~ッ』(生徒大爆笑)
彼女はまた言うだろう。『すごいね~~!』
そこでお前はまた言う。『いや、でもまだこんなもんじゃないんだよ。オレは人差し指だけじゃなくて小指も同時に使えるんだ!見てて!ダダダダ~~ッ』(生徒大爆笑、T内君涙)
お前は、そこでとんでもないスコアを叩き出した。はぁはぁ息を切らして彼女の方を振り返る。ほら見た?この点数!
しかし彼女はそこにはもういない。(女子爆笑、多くがうなずく)
翌日、彼女からメールが来る。私たち、別れましょう(生徒爆笑)
…とね、こういう展開をオレは若いとき何度くぐったか。相手のことはお構いなく自分の話ばかりして女の子にフラれまくっていたよ。ってなんでこんな話をジュウザの前でしなきゃいけないの。
もう何十人にもフラれてさすがに気がついたよ。そっか、相手の望む行動を取らないといけないんだ!
そこからはね、自分を捨てて相手に合わせたよ。相手が花が好きならお花畑に連れて行って、デパートが好きならウインドウショッピングに付き合って。死ぬほどつまんないけどさ…ってジュウザの前で話すのはメッチャ恥ずかしいな!
でもそれをしたらほぼフラれることは無くなってそこからは20連勝…ってもうジュウザはどっかに行ってくれ!(生徒笑)
まあとにかくね…、
自分目線ではテストだけでなく、仕事も恋も成就しないよ。
相手が何を望んでいるかを知ってそれに自分を合わせよう。
テストだったら問題作成者が自分に何の知識を期待しているかを知って、それをプレゼントしてあげるんだ。そういう目線でいればパニクることはないし、凡ミスもなくなるだろう![]()
」
