掲示した予備調査倍率に群がる生徒たち。
一高(1.85倍)を受けようとしている近くの男子に聞きました。「この倍率を見てどう思う?」
この男子、偏差値は70あって一高の66を軽くクリアしているものの、内申が4そこそこでボーダーの4.6にはほど遠い状況。したがって落ちることはもう覚悟していて、部活無し、勉強オンリーの私立に行ってとことんやる肚はできています。
男子はじっと紙を見つめて、「いや~正直厳しいっすねぇ」とため息をつきました。
まあ気持ちは分かる。
「内申が低い分、本番でもっと点数を取らないと…」と人は言う。
でもそれは5教科300点ぐらいがボーダーの中間クラスの学校の場合。内申が足りない?だったら300点では足りないよ、もっと330とか350取らないと受からないよーと言うのなら分かります。
しかし一高クラスではその論理は当てはまりません。なぜなら、入試問題が他人とそんなに差がつくようにはできていないからです。
数学なんかは、みんなが当たるカンタン問題とかみんながハズれる超難問の割合が多く(※)、指導してきた私からしたら勘弁してくれよ…、もうちょっと実力差が結果に反映されるようなテストにしてちょうだいと思います。⇒※過去ブログ
問題を作る人が難易度のバランスを調整する力が無いのか、はたまたトップ校の合否は学力よりも内申で!が県の意向なのか分かりませんが、普通なら420点で合格のところを内申が低い人あなたは450、470点取らないと…ってね…そんなに簡単には行かないんですよ。全員正解問題や全員ハズレ問題、ほかに点数の根拠があいまいな作文などが無くなればそれも可能だとは思いますがね…、現在のテスト問題では無理。
私は男子にハッキリ言いました。
「お前の場合は私立に行ってとことん勉強やる肚ができているんだからいいよ一高で」
「ハイ…むしろだんだん私立に行ってガムシャラに勉強したい気持ちが強くなってきました。やっぱりいい大学行きたいんで」
「ほ~う。じゃあ問題ないな
とりあえず私立、しっかり受かっておかないとな」
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(他の声)
・「1.8倍か~。でもこれを見てほかにいくらか散ってくれないかな」
「一高とか三高は散らないと思うぞ」
・「いや~俄然燃えてきました!」
「よしよし、その意気だ!オレの頃は一高はそういう人間の集まりだったよ」
・「ボクですか?受かる気しかしないですね![]()
」
「え~……無理して言ってない?」
・「(二華0.97倍に)いや~…なんか微妙だな」
「なんで?定員割れなんてお得じゃん」
「地味に1.2倍ぐらいの方がよかったな…。これだとふたを開けたときに…」
「ドバっと来る?」
「そうなりそうな気が…」
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大人しい女子3人組にも聞く。
「南の1.7倍って高いな~。どう思う?」
3人「・・・・・・![]()
」
「向山は?定員割れでお得だぞ?偏差値も同じぐらいだし」
「・・・・・・![]()
」(←なんかしゃべってほしい)
「どうせアレだろ、南は制服があるからとか言うんだろう?」
「・・・・・・
」(3人、ゆっくりうなずく)
「なんで制服なんかがいいのかね。私服の方が断然いいじゃん。学校帰りにいろんなとこ行っても補導されないんだぞ(部活後、喉乾いた~って言って国分町とかパチ屋、ゲーセンとか行ったっけ…)。制服の人が怪しいところにいたら絶対注意されるよね。でもオレらは聞かれても『予備校生です』とか言って切り抜けてたから(笑)。私服の方が絶対いいって」
女子「行かない…
」「そういうところには行きません
」
「あ、そっか!悪い悪い…。でも私服の方がいいと思うんだけどな」
「服を選ぶのに時間がかかるから…」
「どのぐらい?」
「30分とか…」(←周りもうなずく)
「ひえ~っ!女はそんなにかかんの!女子力高いからなぁ、お前たちは…」
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