子供の内申点をかせぐために親が子供の課題の手伝いをする、という話を面談でよく耳にします。

 

例えば、読書感想文とか美術作品。

 

読書感想文で言うと、実際に作文を書くのは息子でも文章の筋道を練るのは親だそうで、また美術作品にしても実際にモノを造るのは娘でも形や色の微調整は親が担当するのだそうです。

 

ほかに定期試験のときには、

 

・ワークを3周できるように2周分コピーをしてあげる

・ワークから問題を出してあげる

・音読の相手をしてあげる

 

という話を聞いたことがあるし、受験勉強だと、

 

・あとから復習しやすいようにテスト問題は整理して保管してあげる(ノートに切り貼りしてあげる)

・怠けないように毎日の進んだ分をチェックしてあげる

 

というケースを見聞きしています。

 

いや~…親御さんもいろいろとご自分のことでお忙しいでしょうに…子供のためにここまでやるんですね。

 

私は二人の息子に上のことは何一つしてこれませんでした。もしかしたら次男の実技教科の内申が低いのはそのせいもあるのかもしれない。せめてチェックだけでもしなきゃ…

 

ってことで、年末年始にかけて冬休みの宿題は終わったか~終わったか~と言い続けて、昨夜は「明日から学校だよな、すべて、全部、本当に終わったんだろうな!」と釘を刺すと、習字だけ終わっていないとの返事。

 

「ほら始まったムキー!なんで終わってねえんだ!お前の内申が低いのはそこだろう!あれだけ言い続けたのになんで分かんねえんだ!」

 

「いや、あれは筆があればすぐに終わるから…」

 

「はあ?書初めだろ?(自分が中学の時はヘタクソだったから一日何回も書いたものだ…)もう12時だぞ!終わんねえだろ!」

 

「いや…書初めではなく…今年の抱負を一文字で書くだけだから…明日の昼休みにやろうかなと…」

 

「あ、そう。でもいいから今すぐやれ。冬休みの宿題は学校が始まる前に終わらせるのが普通だろ」

 

怒られていそいそと部屋へ入っていく次男。その後ろ姿を見て思った。はぁ~…なんで分かんねえんだろうなあアイツは…。カミさんだったらブチ切れて絶対にケリを入れてるな…。

 

5分後-

終わったから寝るねと次男。(怪しい…またテキトーに済ませたか?)

 

今まで提出物はチェックしたことが無かった。息子のことを信じていたのだ。

 

だけど内申は悪いし、面談で親のフォローの数々を聞き自分も見習わないと…と思って言った。「持ってこい」

 

次男は部屋に戻り一枚の紙を手にして戻ってきた。「これなんだけどあせる

 

 

「なにこれ…」

呆れて物も言えない。

 

「イチ…。何事も一番になるように頑張るって意味で…」

 

「お前さ…フ・ザ・ケ・ン・ナよッムキー!ただ横棒書いただけだろッ!全然頑張ってねえじゃねえか!お前…バカじゃねえのか?ギャグでいい場合と通じない場合があるってことが何で分かんねえんだよ!学校の先生なんてな、おカタい人種なんだよ!こんなの、どんな理屈こねても絶対通じないから!ハイ、手抜きね、通信簿は『2』ね。で、おしまい。ああ~もうっ!なんで分かんねえんだろうなあこのビチ〇ソがぁ~~~っ!」

 

 

他の紙はと聞くと「これしか無い」とのこと。

 

「くっ…だったらなにか足せ!ちょっと待ってろ!部首で『一』を引くから!クッ…この忙しいときに!」

 

 

「この中だったらなんだろうな。『不』にするか。不真面目だしな。

……『世』かな。ボクは今までユーチューブにゲームに…退廃的なことばかりやってきました。だけどこれからは違います。生産的なことをやっていきます。世の中のことをよく知り、世界に羽ばたく人間になりたいです。うん、これだ!『世』で行こう!」

 

 

下に文章まで書かせて1時過ぎにようやくフィニッシュ。

 

ふぅ~~…なんでこんなことに付き合わされて…

って、違うか…。もうちょっと子供に寄り添っていかなきゃならないんだろうな…。