只今、学年入れ替え休憩中。
今日日曜日は高校生もテスト対策。
数Ⅰをやっている一高1年の生徒がいたので声をかけた。どう?難しいか?
その子は大丈夫ですと笑ったあと、そうそう!情報です!と教えてくれた。「最近知ったんですけど、一高に中学のとき評定4.3だった子がいたんですよ。そこまで低い数字は初めて聞いたのでびっくりして」
「4.3はまあまあいるでしょ。今年東北大に入った五橋の生徒は3.9だったぞ。もっとも東北大に現役で入るぐらいの生徒だから頭脳はいいんだろうけど。(今年もな…3.9で受けようとしている生徒がいるんだけど…4.3でそんなに驚かれるのか…)」
「お前はいくつだったっけ」
「私?わたしは低いです
4.6ぐらいだったかな」
「へぇ~(十分高いけどね…)」
「その友達は4.3で入試で440取ったそうです。私と同じ。それで受かるんだったら(4.6の)私はそんなに勉強しなくても良かったかな~って思って」
「いやいや、そういう問題じゃないでしょ」
去年評定4.8の410点ぐらいで受かっている子もいるから入試で440は結構いい方だろう。本番でそのぐらい取れれば評定4.3でも受かるはずだ。しかしやっぱり3.9となると…
いろいろ考えているとその生徒は続けた。
「でもね先生、一高に5.0で前期で受かっても、もう全然勉強についてこれなくて可哀そうな人もいるんです」
「可哀そうって(笑)」
「本人はすごく落ち込んでて。見るに堪えない」
「んん?可哀そうとか落ち込むとか…どういうこと?」
「いや、たぶん中学の時はすごかったと思うんですよ。周りからも一目置かれてたり」
「ああなるほど。5.0ならそうだな。周囲はスゲーってなるな。でも…真の実力が伴ってないのか」
「本人…しょげちゃって。でもそういう人結構いますよ。評定で入ってきた人はだいたいそう」
「いや~そっか~…前期は3科目だし、問題もカンタンか激ムズの両極端で差がつかないから、学力不足でも評定が良ければ入っちゃうんだな~やっぱり。受かったときは親子ともに嬉しかっただろうけどね…。でも結局は実力がないとそりゃキツイよな…」
「そういえば今年から前期無くなるんですよね。いらないよアレ。前期で入ったのに下の方って人、結構いるよ」
「まあ一本化はされるけど…、でも評定勝負は一緒だよ」
「評定…いらないよ。かわいそう」
いや~…クラスメイトを可哀そうと言うとは…。そういう感覚、昔はなかったな。
昔は実力が足りない人は純粋に入れなかったから。でも今は学力がもう一つでも評定で入れちゃう時代になっちゃったんだね…。ほかの学校ならともかく、一高でこういうことが起こるのはどうなんだろうか。
学力が高いのに評定が悪くて受験できず悔しい思いをする子もいれば、いまのようにオール5で合格したはいいが、勉強についていけず周囲から可哀そうと言われる子もいるという事実。
どちらも不幸だと思うんですが…宮城県、これでいいんですか?
