前回書いた、持って生まれた才能なんて小さい、「やれよバカ!」は中2の息子に向けてのものです。
今回もワークをやり始まったのは試験の3日前。前日の日曜日にようやく社会に取り掛かるという有り様を見てさすがにキレましたよ…。昨日のブログを見て何かを感じてくれればいいんだけど…。
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試験前日の夜10時過ぎ、ようやく社会のワークが終わったという息子を横に座らせ、私は少し問題を出すことにしました。
「今回の社会の範囲は?」
「中世ヨーロッパとか…安土桃山…」
「ほう、じゃあ宗教改革は誰がやったか言ってみろ」
「ルターとカルバン」
「何派に対して何派を作ったの」
「…カトリ…ックと、プロ…プロテス…」
「プロテスタントな!即答できないと」
「ああ
そうだった」
「ったく…。ところで、なんでルターはカトリックを批判したの」
「え…」
「批判した理由だよ」
「え…いや…わからない…」
「全然ダメじゃねえか!教科書に書いてあるから見てこい!」
慌てて教科書を取りに行く息子。ハァ~~~…なってない…。
やはりオレの帰りが12時だとこうなるんだろう…。早坂に言われたもんな…。毎晩親がいない状況でむしろきちんと計画的に勉強してたら逆におかしくないですかって。工藤先生がその立場なら勉強しましたか?って。
いや~…カクジツにやってないね。それは分かる。分かるんだけどさ…もうどうやって子育てしたらいいか分からなくって…
数分後、戻ってきた息子に尋ねる。「分かったか?」
「教皇のしょくゆう状の販売に批判した」
「そう。なぜその販売に批判したんだ?」
こんな感じで一通り時代背景を説明。やっと理解したと言った息子に伝えました。
「いいか、太字の名前だけ憶えたって意味ねえんだよ。ルターとかカルバン、カトリックなんてみんな知ってんだからさ。問題は中身。ここは記述で出るよ!丸暗記じゃなくて常にこれは何なんだろうって思うようにしろよ。例えば安土桃山でいったら信長の楽市楽座は有名だよな。もちろん知ってるね?」
「それはまあ(笑)!」
「じゃあ楽市楽座の中身言ってみろよ。何がどうだっての?」
「え~と、楽市は市場の税を免除して……楽座は…え~っと…」
「ほらな。そもそも座ってなに」
「座……いや~…ちょっと…」
「おいおい!お前の名前(十座)の漢字だろ!去年の漢検で『座る』が書けなかったときも絶望したけど、なんでそこが分かんないの!?」
その後また言葉の意味を説明する羽目に。ハァ~~……前日にこんな感じでどうすんの…。
「もう一回言うけど、楽市楽座なんてみんな書けるから」
「うん」
「だから模試では名称ではなく、中身を20字ぐらいで書かせる問題が多いの。で、そっちが書ける人は限られてくる。お前はそっち側に回らないと」
「うん、わかった!」
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試験後―
「どれ、社会の問題見せてみろ。…おお~っ
!ルターがなぜ教皇を批判したかって出てるじゃないの
!もちろん書けたよね?」
「うん、しょくゆう状のことをきちんと書いてマルになった」
「な?やってて良かったろ~
!」
「うん…アブナなかった~」
「ホントだよ!ちょっとはオレに感謝しろよな
!だからこれからはちゃんと勉強を……って、な~んだ、楽市楽座は名前を答えよか。つまんねえの…これじゃみんな当たるじゃん」
「う…う~ん
」
「え…ナ…ナニ…」
「いや…ちょっと…」
「答案見せろ」
「ナニこれ…」
「え…いや~…」
「ナンデ楽市デ終ワッテンノカナ…」
「う~ん…なんでなんだろう…」
「マタ座ガ書ケナカッタンダネ…」
「いや~……」
もうどうやって子育てしたらいいか分からない…

