数日前のこと。

学校から試験範囲が渡されたその日、ある中3女子はカバンから緑色の紙を取り出して困った顔で言いました。「先生!一緒に計画立てて~」

 

 

「計画?テスト勉強の?」

 

確か以前もこの中学からは「勉強計画を立てましょう」という用紙が来ていた。まだやってるんだな。

 

女子はやや勉強が苦手な生徒なので、確かにこういうのがあった方が「今日は何しようか」と悩まずに済む側面はある。

 

しかしさっきからもう1時間以上もあの紙とにらめっこしているんだよなぁ…。

 

「それ義務なの?」女子に聞いた。

 

「ハイ」

 

「まあ計画があった方がいいのは分かるけど、もう1時間以上もそれを考えているよね。その間にたくさん問題をやれたと思うんだけど」

 

「でも義務なんでしょうがないです。も~う、どうやって計画立てたらいいか分からない」

 

「まあ…そうかもしれないね。どれ、じゃあ手伝うよ」

 

私が立てた計画は以下。(成績中位者向け)

 

①学校のワークを期間内に3周する

 

 

・全18日のうち、10日でそれを終える。

・そのためには5日で一周目をこなす。

・二周目は間違いだけを繰り返すから3日で済むだろう。三周目はさらに少なっているはずだから1~2日で。

 

・その他、配布プリント類もやる必要がある。それに3日ほど。

 

・そして教科書読み。国語や社会、英語は教科書を何度も読んだ方がいい。これに3日。

 

これで合計2週間ちょっとになりました。じゃああとは頑張ってね!

 

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それにしても計画立てが義務とは…。上位者にとってはそれはつらいな…。

 

自分が中学のときは、試験前なら帰宅後から寝る直前までずっと勉強してたから、こんなのに縛られたら逆に怠けちゃうと思うんだが…。

 

そこにちょうど学年1位の女子が現れたので聞いてみた。「あなたも計画立てるの?」

 

すると、いつも立てている。今日ももらってすぐに計画表を作ったと返答(要領いいのね)。

 

「計画通りにいかなかったらどうするの?」

 

「終わらないときは翌日に持ち越しますね」

 

「逆に早く終わったら?計画終わった~って言ってもうやらないの?」

 

「ハイ、やりません」

 

はぁ~~。今の子ってそうなんだね…。