私は今、長男のピアノの発表会で旭ヶ丘に来ていました。

ピアノを始めて2年くらい経ったかな。
その間、何回か発表会があったらしいけど、仕事のために行けずじまいでした。
今までは月謝を払うのみで、息子のピアノの実力がどの程度のものかまったく分かりませんでしたが…
でも今日こそはしっかり聞かせてもらうよ〜!
しっかし…
今までオーケストラとかプロの演奏は聞いたことがありますが、子供たちの演奏ってまた違いますね。
ある中学生の女の子の演奏。
序盤はうまくいってたのに、5分ぐらいしたところで、曲が難しいからか、それとも前半の疲労からか、旋律が段々弱々しくなり(大丈夫か…?)、
やがて…
ピタッと止まったのです。シーン…
その間、この大ホールにいる100人ぐらいの聴衆も静寂。シーン…
(これはキツイ…。この状態でいま楽譜のどこなのか冷静に探せるのかな。自分なら無理だわ〜)
演奏再開。しかしたどたどしい。
私は今までピアノに全く興味がなかったのに…
しかもいま演奏しているのは全く知らない子なのに…、
なぜか胸が熱くなり心の中で頑張れ頑張れ〜…と大声援を送りました。
しかしピアノがまた止まる。シーン…
(頑張れ〜…諦めるな!何分でも待つぞー!
パニクるなよ〜!落ち着いて!楽譜見て!)
なんとか再開。
最後は難破船が嵐の中、命からがらようやく岸にたどり着くような感じで演奏が終了。
女の子は楽譜をたたんで立ち上がり、こちらの方にきちんとお辞儀をしました。
パチパチ…と会場から拍手が起こる。私は思わずその何倍もの大拍手!
よくやったッ!
捨てずによくやりきった!
おそらくこの子の親も会場の中のどこかにいるだろうけど、私は誰よりも強く、長く拍手を送りました。
いや〜、プロの演奏もいいけど、こういう発表会もまた味わい深いものだなあ。

