先週の13日(水)@五橋教室

 

学年末テストが終わった中1生たちに手ごたえはどうだったか話を聞きました。

 

 

すると長町から通っている校内一桁順位の女子Kさんが、まあ悪くはなかったけど数学は途中から焦っちゃって…アセアセと顔をしかめる。

 

それを聞きつけた五橋の女子Mさんがすかさず反応。「そうそう!数学は絶対焦る!

 

よき理解者を得たKさんは、右手の人差し指を何度も縦に振りながら「だよね、だよね!なんでなんだろうね!」と相槌。ああ、また始まった…。

 

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1月末から始まった中3の三者面談で、私は安全圏にいる生徒に必ずアドバイスすることがあります。

 

 

それは、合格ほぼ確実と言われていた人が不合格になるケースはだいたいこの3つであると。それはすなわち、

 

当日や前日にカゼを引いた、インフルエンザになった

プレッシャーに弱く、試験中パニックになった

マイペースな性格で、テストが時間内に終わらなかった

 

いずれも本来は力があるのに、当日、その力が発揮できなかったケースです。

 

実力不足での不合格は仕方がないとしても、実力があるのにそれが発揮できずに不合格っていうのは私的には一番悔しい気持ちです。

 

まあこれも含めてその人の実力と言ってしまえばそれまでになるのですが…

 

だから私は合格圏の人の面談では必ず次のことを確認します。

 

あなたは体調管理は大丈夫?

ココは?(胸をドンドン叩いて)

時計を見ながら解いてるか?

 

 

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で、中1のこの二人。

落ち着いてやれば解ける力があるのにテストはどうしても焦ってしまうんですって。

 

おしゃべりが止まらないMさんに詳しく聞くと、まず、

 

①残り15分ぐらい、問題でいうとあと2ページになった頃からだんだんお腹が痛くなってくるの

 

②で、そうなるとだんだん焦るでしょ?そして―

 

③そのあとはもう問題文を読んでも全然頭に入ってこない!(分かる~!と先ほどのKさん。感情で動く男子Nクンも同じだ~!と同意。まあお前はな…)

 

④それだけじゃない!だんだん視界が閉じてくるの!こうやってサァ~っと(顔の左右で開いた両の手の平をゆっくり中央に持っていってパタンと閉じるしぐさ。あ~あ…おやすみなさい)

 

⑤だんだん顔もアツくなってくる。あ、Yさんなんかはテスト中に寝ちゃったらしいよ!(注:二人とも五橋で上位の女子である)

 

⑥もうパニック!最後に図形の垂直とか平行を聞く問題があったでしょ?垂直とかあんな簡単なのも分かんなくなるんだよ!(ちょっとそれはナイだろ…)

 

⑦あと手も!手汗が止まらない。ビショビショ。手が震えるし!(銃を突きつけられてるわけでもあるまいに…変わってるな…)

 

⑧あとなぜか笑いが止まらないの!ハハハ~って!(本格的に変わってるね)

 

⑨頭も!ドクンドクンって鳴るんだよ!先生!あたし、頭に心臓があるの!(変わってるを通り越してるよ!あなた、地球人?)

 

 

「はぁ~…ヒドイ…。塾でたくさん練習してもそれじゃあ意味ないじゃん。読んでも頭に入ってこないとか、視界が閉じるとかさ…。オレ、お前のお母さんに何とか一高にって結構頼まれてるんだけどさ…、まずその性格改善ができないと、今後何をしても無駄だと思う」

 

ここで今までの話を笑いながら聞いていた冷静男子たちに振る。お前たちはこういう経験ある?

 

「絶対にないですね。なんでそういう気持ちになるのか理解できません」と付属中トップクラスのO君。だよね~…キミは。

 

「この焦りはどうすれば消えると思う?」

「う~ん、分かんないやつはあとでやればいいんじゃないですかね。目の前の問題だけに集中するとか。後ろのことを考えるから焦るんじゃない?」

 

「でも残り時間と後ろのことを確認することは大事だぞ?」

「う~ん、確かに…」

 

ふぅ~…子供たち同士の話し合いで解決できたらと思ったけど…やっぱり無理か…。

 

どれ…ここはやはりこちらからアドバイスするしかないか…

(つづく)