看護科のレポートづくしに腰を抜かした後、教室の奥へ行くと…ハイ、今日もいました三高理数科のHクン。
こちらも相変わらず課題が多いのかと聞くと、ハイめっちゃ多いですとの返答。一方、隣の一高男子にも聞くとウチは全然…と笑う。でもお前は今何をやってんの?進研模試の過去問?それは提出じゃあないの?…ああそう、各自良かったらやっといてか…。
でもお前はちゃんとそうやって、やってるからエライよ。学校から提出課題が全然ないと普通は怠けるからね、ウチのあいつのように…ってその話はもういいんだった。家庭科がんばってるかなぁ…あいつ。
私はその一高生に言いました。
今日の昼間、(高校担当の)遠藤先生とだいぶ打ち合わせをしたんだ。紀伊国屋書店にも行ってね。
これから高校生には課題を出していくという話で一致した。
今までの塾の授業は学校の課題サポートとか予習対応、質問対応が中心だったけどね、、、一段引き上げることにした。
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月曜の午後―
私は遠藤に前々から指示していた話がなかなか進まないため、自ら動くべく五橋教室にやって来ました。
ウチのバカ息子を例に挙げるまでもないが…人は課題がないと怠ける。まあウチのはいいとして、塾生の中にも学校から何もよこされないのをいいことに怠け放題の輩がいる。
Nはすごいよな。お前のブログを見たけど一高で文系のトップだって?確か去年は200番台だったような…。高校受験だって実は偏差値はスレスレでね…受かるかどうかヒヤヒヤだったんだ。なのにここまでのし上がってきた。あいつはスゲーな。
遠藤もすごい。間違いなくお前との月一面談が功を奏したんだろう。あの子はマジメだからな。言われたことをちゃんとやったんだな。
でも、同じように面談しているのに、毎日コツコツやれない人もいる。その瞬間は火がつくけどすぐに消火してしまう人が。
こういう人には「月一」じゃなくて「週一」で課題を与えていかないとダメだと思う。さらに「提出を義務化させる」ことも必要だ。
Nはマジメだから提出を義務付けなくても月一回お前から言われたことをちゃんとやったんだろう。そしてトップに立ったと…。でもこういう人はマレだ。みんながみんなこのように動くと思ってはいけない。
だからウチらから出すんだ。
よって、今の指導形態を一段引き上げる。題して「高校個別指導4.0」だ。
初期、「1.0」は、数学なら数学の個別指導70分1コマというシンプルなものだった。
でもそんな短い時間じゃ何もやれない、せめて2時間だろう、しかも高校生が先生に教えてもらいたいのは数学以外に物理や化学、英語だったりする。
そこでバージョン「2.0」で指導時間が長くなり、科目はなんでもOKとなった。こうなると教える人もハイレベルじゃないといけないんだけどね。曜日もフリーでネット予約OKとなり利便性も増した。
しかしこのシステム、質問があって積極的に聞ける人はいいけど、受け身の人は何をしたらいいか分からないという問題があった。
そこでバージョン「3.0」。遠藤との定期的な面談をプラスした。何をどのペースでやるという決まりを設けてやってもらった。Nにとってはこれが吉と出た。
しかし、これでも動かない輩がいる。そういうやつを放ってはおけないよ。学校から何もないからと遊び惚けていてはズルズル後退する一方だ。その子の親もさぞストレスが溜まっているだろう。オレがそうだから痛いほどよく分かる。それに生徒自身も内心では何とかしたいけど…と、きっかけを求めているやもしれぬ。そこで!……カクカク、シカジカ…
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ということになってね。
これから毎週月曜日にメールで英数の課題が届くことになる。それをお前たちに週末までにやって提出してもらう。どうだ?
激しい部活の影響で顔のあちこちに擦り傷やアザがある一高生Yは、私の顔を見てハッキリした口調で言いました。「そういうのがあるとありがたいです」
「よし!決まった!オレの思った通りだ」
三高生のHにも聞くと、こちらは学校課題が大変だから…と迷った表情を見せるも、英語は苦手だからやりますとの返答。
「OK、OK。学校の課題を優先してもらって結構。そっちを邪魔する気はない。ウチらのはそれが終わってからでいい。連休とか時間にゆとりができた時でいいから出してもらおう」
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ということで、高1、高2のみなさん。
来週からバージョン「4.0」、一週間ごとの提出課題投下が本格的に始まります。今は、塾生を分類しているところです。課題はレベル別に16通りあるので、どの塾生をどこに当てはめるかの作業をしています。
学校課題が大変過ぎてとてもじゃないがやれない!という人は申し出てもらって結構です。ブログを見ていない人もいると思うので、今週末にはお便りメールを各家庭にお送りします。
さあて、ナマケモノの皆さん。遠藤君は本気です。覚悟してくださいね。

