・もう10時半か…。本日の授業後、数学の小テスト直しで手こずっている人たちを残してつきっきり指導。
な・の・に!授業後で息抜きしたいのは分かるが、誰と誰が付き合ってるとかあの先輩はカッコいいとかどうでもいい話で盛り上がる女子。マジメに聞けよオラぁ!目を怒らせ、眉を吊り上げてこっちは真剣だという顔を作る。
・そこに隣の部屋から今度は女子高生が入ってきて、コクったとかフラれたとかこっちも恋バナに花を咲かせる。それを聞いてクスクス笑う女子中生。まあこの年頃の女子はそうなのかもしんないけどね…お前らみんな変態だな。だからモテねーんだよ。恋より比例反比例!何回言ったら理解してくれるの?
・もう何回も教えているのに、「y座標が3…」と言いながらx方向に1,2,3…と真顔で数えていくA子に絶望し…、
それを見て、アハハハ!そっちじゃないでしょ~!カワイイ~!と叫ぶB子に「ちっともカワイくないわ!」と激怒し…、
「なんだ、符号がないだけじゃん!」と言われたくないのでマイナス忘れを指摘せずにただ黙って×をつけたら、「え~!もう比例反比例ぜんぶ分かんない」と全否定してくるB子に辟易し…(こういうやつキラい…)、
「もう塾やるの嫌になってきた…」とポツリこぼせば、「え?塾長変わるの?」「じゃあ遠藤先生?」「やったー!優しくなるね」という言葉に全身から力が抜け…
・10時、その子親からその子のケータイに確認の電話がかかってきたところで終了。生徒を帰して気がついたら30分ボーっとしていました。いや~…これから西友に行って子供の朝食買ってくるのか…フフ…ハハ…アハハハハ!!!
・以前ブログでも書いた、テストより内申!という話を名取の中3に言ったら、ある女子が私は内申はいいよ、国語は72点、数学は77点なのに両方とも5だったと笑う。そこだそこ。その秘訣をみんなに教えなさい。90以上とっても5をもらえない人というのは何がいけないんだ?授業態度?提出物?
・その女子、さあと首を傾げ、提出物出してないんじゃない?だって私、授業態度悪いもんとまた笑う。その隣の女子もこれに相槌を打って大笑い。「だってこの人、授業中にお絵かきしているんですよ?」
「そうそう!私お絵描きしてる!しかも先生が横を通ったときすいませんお絵描きしてましたって正直に言ったら、上手な絵ねぇって先生も笑ってたし」と本人。お前ねぇ…。男子はズルいズルいの大合唱。分かる…
・「あとは先生に聞きに行くのも大事!」と女子。「男子は聞きにいかないからダメなんだよ」とも。分かるわ…。それはある。なんだかんだ言っても自分を慕って…、いや、慕ってなくとも先生にとってはなんか自分の周辺にいるってのはうれしいもんなんだよね。愛嬌があるっていうか。
・別の中学の女子にも聞いた。お前のところも女子優遇だよな。去年なんか、偏差値40台とか5教科350点台なのに評定4.9とか4.8とかバンバンいたからなと言ったら、ウチはほとんど5をくれます。クラスの8割は5なんじゃないですか?と笑う。ふ~っ…言葉がない…。まあ内申が足りてるならそっちの心配をしなくていいのは塾にとってはありがたい。あとは受験勉強頑張ろうね。
・五橋教室ではこうはいかない。どの学年でもそう。偏差値40台、350点で平均評定4.9なんてことは間違っても起きない。だいたい3点台前半になるだろう。これって公平と言えるのかな。今の受験の仕組み、誰かがメスを入れないと…。ウチの子供も内申低いんだよなぁ…
・そうは言っても住まいがここなので仕方がない。子供と接する時間が朝しかない私は、朝食を作って子供が食べている間に割とよく実技科目の話をする。「美術はいま何を書いてるの?」「先生の話は聞いているか?」「技術では今何を?」実技は内申が倍になるので5教科よりも大切だが、生徒の意識は逆に実技を下に見ていることが多い。その意識をなんとか改善させたい。
・後期に入ってから美術はまだ授業がない、技術はあったと子供が言うのでどうなのか聞くと、不器用だから遅くて…と。聞けば、のこぎりで木を切るときの線が曲がってしまって上手く引けないのだと言う。そんなの定規で当てて引くだけだろと言ってもそれがちょっと…とモヤモヤ。意味が分かんない。ご飯食うのも遅いし、着替えるのも遅いし、必ず何かはこぼすし…もうっ!ああ…だんだん子育てにつかれてきた…
・いけないいけない。気を取り戻して子供に言った。不器用なのはハンデじゃない。チャンスじゃないか。上手くやる方法を先生に聞きに行けばいいんだよ。先生というのはね、人に教えたい人種なんだ。人から分からないところを聞かれてそれに答えて相手に満足してもらうことが自分の喜びなの。オレもそうだからよく分かる。だから聞きに行け。おお!良く来たね!ってなるから。
・高1息子の三者面談。成績表を見てビックリ。こんなひどいことになってんの…。女性の担任教師は「能力あるのにもったいない」「あなたはやればできるのに」の大連投。いやいや先生、それはもういいのです。それはもう私が中3のときからずっと言ってきました。2年前に母が亡くなったことが関係しているのかもしれませんが、こいつはやりません…。もういいのです…もう。
・「目標はある?将来何になりたいかとか。それが決まってからバーッと頑張って東大とか京大に行った人は過去に何人もいたよ。まずは目標を決めるところからやってみては?」と食い下がる先生。ありがたい…。でもそれももう何回言ったか分かりません。もういいのです…もう。
・ところで先生は何の科目を担当しているんですか?え?家庭科?え~と、家庭科の成績はどこに書いてあるか……あった!おい!なんだこの成績は!担任の科目を手抜きするやつがあるかバカ者!
「え?いや~…」と苦笑いする長男とビックリしている担任にさらに言う。
いや~コイツ…勉強はやりませんが、料理はときどきやるんです。この前も夜遅くに帰宅したら次男とハンバーグ作っていて。料理をしていたこともビックリですが、何でハンバーグの作り方知ってんの?ネットで調べたの?って驚いたら、小さい頃お母さんの手伝いをしていたから…と。なんとなくこんな感じだったと思うんだ…って。いや~…それ聞いてちょっとね…。またそれを一口食ったら昔の味がしてですね…っていけね、涙が出てきました。
・「そうだ!お前の将来は決まった!専業主夫にしろ!」
長男「え!なんで?」
「ヒモだヒモ!女のヒモになれ!バリバリのキャリアウーマンを何とか見つけて結婚するんだ。先生、コイツの将来は今決まりました。ヒモです。だから先生の家庭科の技術を是非コイツに叩き込んでください」
先生「いやいや、家庭科はいいですから(笑)それより英数を頑張りましょう!」
「いえ、英数はもういいのです…もう。
それよりこれからは家庭科です。先生、一つご指導のほどをよろしくお願いいたします」


