昨日は名取教室で久々に女王様二人とご対面しました。
一人目は宮一2年のイブキ様。会うのは半年ぶりぐらいになるだろうか。
夕方ごろ、「先生~しつも~ん」と職員室に入ってきて目があったとき、思わずお互いに笑ってしまいました。
イブキ様には中3のとき散々な目にあいました。
立体図形をいくら丁寧に教えても「そんなふうに見えない!」とシャットアウトされ、前期入試前は毎日のように「私、絶対落ちるゥ~!」を聞かされ(結局受かった)、数学はヤダ!見たくもない!なんであんな科目があんの!とこちらに毎日毒を吐くので、何言ってんの、数学は美しいだろと言うと「バカじゃないの?」としかめ面され、そのくせ何かにつけて私にまとわりついて話しかけてくるので、お前はなんだかんだ言ってオレのことが好きなんだろと言ったら「マジキモイんだけど」とホントに気持ち悪いものを口にしたような顔をされたいわくつきの相手です。
「いや~イブキ様に会えるとはね~懐かしいね~」
「ああ悪いねえ忙しいところ。数学の質問、ケッコーあんだけどさあ」
「いや~いくつでも答えましょう。なんせオレはイブキファンクラブの会員だからね」
「キモッ!超キモイんだけど」
進研模試やセンター問題から全部で10個ほどの質問。
約30分かかりましたが、世間話をしながら一つ一つ丁寧に教えていきました。
「先生、聞いて!あたし今校内で〇位(一桁)なの!」
「ウソ!宮一で?それはすごい!数学オワってるのに?」
「違うよ!あたし今数学得意なんだよ!
学校の先生にも理系にしたら良かったのにって言われたし」
「へえ~。でもこの質問の数……。
あ、でもこれらは全部難しいか。お前は基本問題を落とさない戦略なんだな?」
「そう!あたし、この学校のテキスト、15周ぐらい繰り返すからね」
「えっ!15周!・・・ヒマだな~」
「そうだよ~!そのぐらいやったらだんだん分かるようになってきたの!」
「はぁ~~…そういうもんか…あんだけ嫌いと言ってたのにね…」
「そう。高校に入って運命の先生との出会いが私を変えたの!」
「ふ~ん。オレでは変えられなくて悪かったね」
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もう一人は一高1年の別名エリカ様。
自習している姿に「よう!久しぶりだね~!」と声をかけたら、口の中でアメを転がしながら「ちょっとココ」とシャープペンでテキストをポンポンされました。
「へい…なんでございましょうか」
「化学が全然わかんない」
(ヒジをついて、能力の低い部下を叱るかのようなポーズのエリカ様↓横の女子は見て見ぬフリして笑ってるし…)
「ふ~ん…これ全部?」
「うん」
「オレ今中3の指導中だよ?これ全部教えんの?」
「うん。こんなに生徒が増えたのは誰のおかげだと思ってんの?」
「・・・ハイ?」
「あたしのおかげでしょ(本人・友人爆笑)」
「お…お前…(プルプル)…い、言うねえ…。ウチは別に実績で売ってないから」
「じゃあ何で売ってんの?」
「そ、そりゃ…、優しさっつーかなんつーか」
「ワハハハハ!(女子一同)」
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授業後、22時過ぎ―
「やっぱ分かんない。教えて」と職員室にエリカ様。
「モルとか個数の変換をどうすればいいのか全然…。このページ全部なんだけど」
「ふ~ん。ど~れ教えてやっか!
これは単位にさえ注目しとけばカンタンだ。例えばな―」


