中3保護者面談にて。

 

中1から通ってくれている女子。勉強への取り組みはマジメで、テストの点数も数学以外はよく取れています。

 

 

お母さんは娘さんをどう見てらっしゃるのか聞くと、

 

 

・中1から自宅学習はよくやっている。

 

・そのときから志望校が決まっていて、そこに向けてがんばっているようだ。

 

・塾にも楽しく通っていて、部活でどんなに疲れていても塾は休まなかった。

 

・それらのおかげもあって成績は上位にいられた。

 

・しかし中2の秋ぐらいからか、勉強への意欲が低下してきた。

 

・学校や塾の授業もときどき休むようになった。

 

・そのとき娘がよく口にしていたことは…

 

勉強内容が難しくなってきた。(中2の秋はそうですね)

 

だからこそ今まで以上に自分はマジメに勉強にコツコツ取り組んできたが…それでも理解するのが難しい。

 

一方で全然勉強をやっていない人で、そういうものをあっさり解いてくる人がいる。

 

自分はこんなにやっているのにどうして…となって、徐々にやる気が失われていった。(気持ちは分かります)

 

そのとき担当してくれた先生が、やりたくないならしばらく距離をおいたらいいと言ってくれた。それで少し気が楽になったようだ。中3に上がる頃にまた少しずつ意欲的に取り組むようになってきた。

 

 

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後日、生徒本人と面談を実施しました。そんなことがあったんだねと同情すると、「ハイ…」と力のない返事。

 

まあそういうことは勉強に限らないな。オレもあったよ。どうしてクラスの女子をこんなに笑わせているのに一向にモテないんだ!って。あいつなんかな~んもしてないのにモテモテでさ!とかね(笑)

 

自分を他人と比べてもしょうがない。過去の自分よりも今の方が上回っていたら良しとしないと。そうじゃないと人生やってらんないよ。ところで数学の勉強法だけど、どういうことをしているの?

 

女子いわく、

 

・計算はできるので、応用問題を中心に。

 

・でもどうやって解いたらいいのか考えても閃かない。

 

・問題を見ても何から手を付けていいのか分からない。

 

・そんな感じで固まったままどんどん時間が過ぎていく、とのこと。

 

 

なるほど。分かりました。勉強方法を変えよう。

 

 

まず「計算はできる」と言ったけど、速く解けるかな?あとは手を使わずに頭だけで解けるかな?

 

マジメな生徒にありがちなんだけど、一個一個ノートに丁寧にゆっくり書いて解けましたというのは解けたうちに入らないんだ。

 

不真面目で全然勉強をしない人があっさり解くシーンを見てきたんだよね。なんで彼らは勉強もしないのに解けるんだろう。

 

それは、彼らは暗算でできるものは暗算でやっているからだ。

 

彼らは不真面目だから手を使いたくない。こんなもんとっとと終わらせて早くラクをしたい。だから面倒な筆算なんてしない。2ケタ×1ケタとか、3ケタ÷1ケタぐらいなら頭でやっちゃう。

 

でもマジメちゃんは違う。頭を使うのは疲れるから、手を使って書いたものを残しながらやった方が便利だと考える。

 

便利は便利なんだけどね…。でも頭を使ってないから頭の回転力が鍛えられない

 

ってことで、これからはさっきのようなカンタンな計算なら、なるべく手を使わずに頭でやるクセをつけよう。

 

 

それともう一つ。応用問題を解くとき「考えても閃かない」と言ったね。

 

これからは考えなくていいです。分からないなと思ったらすぐに答えを見てください。おそらく閃くための引き出しがまだ整ってないのかもしれない。

 

答えを見て、やり方を目で追って「ああ、こんな感じでやるのか」と思ったらそこで解答を閉じて自分の力でやることだ。一個だけ注意して。解答を広げたまま丸写しするのはヤメてね。

 

答えを閉じて、少し書いて、また分からなければすぐに答えを見る感じでOKです。

 

そうやってまずは「解法パターン」を身につけることから始めよう。

 

「考える」のはパターンがある程度入ってからで。それではがんばって!