皆さま、こんばんは。
なかなかに久しぶりのお時計さんネタでございますよ〜。
読者登録いただいてる中にはお時計さん好きな方がたくさんおられまして、長らく愛想ナシで申し訳ございませなんだ。
さてさて。
金無垢ROLEXを普段使いしはじめてハヤ6年。
無垢のブレスの必要性なんて感じてませんでしたが、手元にある2本のGMTマスター1675/8には、リベットのシングルバックルとコンシールドバックルのプレジデントブレスが付いています。
実はですね。
リベットのブレスを手に入れる1年ほど前でしたか、いささかクタビレたプレジデントブレスを手に入れてあったのです。
が、コレが見事なまでに丸くてダルい。
あー、だらんと曲がってる画像を撮ってかなかったのが悔やまれる〜。
手に入れた時点で「お金に余裕ができたら御徒町の大樹さんで緩みを直して、仕上げてもらお〜」と思ってましたが、、、ソレから5年ほどが経ちました。
コロナ前に修理の見積もりをお願いした時には「24万円」と言われたのですが、金も高騰してる今、流石にそんな値段では、、、
しかし、ユルユルなまま持っていてもただの飾り。
この度やっと腹をくくれた、というワケで。
お盆休みが終わってもまだまだ盛夏な暑いさなか、うちわでパタパタしながら訪れた大樹さん。
冷たい麦茶をくださって、その場で再度の見積もりも。
「前の2倍まではいきませんがね、、、」いやいや仕方ないです。
だって、金の価格は2倍以上になってますもん。
シノゴノなく預かりいただき、時は流れて、、、
「できましたー、バッチリですよー」、とご主人。
幸いなことに(笑)東京に仕事もあったもんですから、、、新幹線に乗る前にお茶の水から御徒町へ。
秋葉原側に出て、、、
餃子カレー、うなぎ、、誘惑を振り払いつつ数分てくてく、、、お馴染みの宝飾街に赤いテントが見えます。
「お待ちしてましたよ」。
ご主人、お元気でなにより〜。
赤い保管箱から取り出して、さっそく測っていただくと66.5グラム。
「お預かりの時は59グラムだったですからね、7グラムも足しましたよ」、、、一割以上ヤセてたんですか、、、
「お値段勉強しときましたからね、ウフ」。
せっかくきれいにしたのだから、と技師さんがワザワザ店頭に降りてきて?くださってチャッ!とブレス交換をしてくださいました。
ズシッ。
いやね、リベット3連の「いかにも」GMTマスター、って見た目も好きだし、、、なにせこれと同じ組合せの1675/8をもう1本持ってるもんで、ワザワザ同じにしなくてもイイのですけど、付けてみたくなるのが人情ってもの。
この1675/8、ヘッドは1〜2回は磨きが入ってるようで、ヤセはさほどでもないけどエッジが少しヌルッとしてます。
まぁそれが金無垢ヴィンテージの妖艶さでもあってステキですが、、、なにせブレスレットがキレキレにバキバキになっちゃったもんでね、すこーしチグハグ。
ま、しばらく戻す気はナイですがね。
もう1本のGMTマスターのも、サンダーバードにつけてるデイデイト用のモノもそうなんですがね、バックルの中の部分ももちろん金無垢。
でも、色味が少し赤く感じます。
バックルのしなりを出すために割り金の配合を変えてるのでしょうね。
ステンレスのROLEXでもそうなんですが、ボクはこのバックル中板のROLEXのロゴや刻印を見るのが好きです。
なぜか神秘的に感じるし、金無垢なら尚更です。
この組合せの金無垢だと、ヘッドとブレス合わせて150グラムを超えるので、疲れてると些か重すぎて面倒に感じることも。
でも、その金の重みがイイのだし、それだけのものを身につけられることにもロマンを感じますよ〜。
あと何年かして退職したら、毎日ヒト目を気にせずに金無垢時計で暮らそ。
ヤラシイ?
それもいいんじゃな〜い★










