皆さま、お疲れさまでございます。
時節柄と申しましょうか「街の灯」と聞くと忘年会に繰り出した街のネオンや、、、
華やかにライトアップされたオシャレな通り、、、
、、、はたまたクリスマスの電飾を施されたお宅なんかを思うたりもします。
ヒトは誰しも、そんな灯りを目にすると立ち止まって眺めたり眺めたりもしようというもの。ね。
ウチなんか去年はリビングの模様替えをした勢いで、浮かれ気分でクリスマスっぽい飾りをしちゃったりしてます。
さてさて。
少し前にね、うちの近所に新築のお宅ができまして、ご夫婦で気合い?いれてクリスマスのイルミネーションを飾り付けておられました。
ここいらは昭和の頃には市内の繁華街からこの街の中心の漁港につながるちょっとした商店街でね、今よりずいぶんと賑やかだったもんです。
ソレがもうすっかり様変わりしまして、今では目印になるものを説明するのに困るような住宅街です。
ウチの二階から眺めても、ずいぶんと先にマンションの灯りと、小高い丘の上までつながる散策路の水銀燈が青白く見えるだけ。
そんな中で新築ご近所さんのクリスマスの明かりは砂漠のオアシスと言うと大げさですが、道ゆく人が誰しも眺めてゆくところになってます。
そちらのご夫婦は共働きなもんでね、タイマーで日暮れ時には点灯するようにしてるそうで「暗い家に帰るよりよっぽど良いです」なんて言うておられました。
つい先だってね。
日暮れをいくらか過ぎてから旦那さんが帰宅されて、続いて奥さまも。
奥さまがカーテンを開けようとすると、旦那さまは止めたそうです。
「カーテン、開けん方がええよ」。
「せっかく飾り付けしたんだから、見ながら晩ごはんすればいいじゃん」。
「いや、開けんといて」。
。。。。どうやら旦那さまは、カーテンを開けた時に灯りに引き寄せられて集まってきた人「だった」ヒトたちが見えていたようです。
そういえば、ボクなんかも学生の頃にはねー。
うちの前の通りは南北にわが町内を二分しておりますものね。
そうは言うても、ご近所さんのクリスマス飾りは来年もやってほしいものです。
ボクもついつい、夜には家に帰るたびに見てしまいます。
男ヤモメのボクでもね、灯りを目にするとついつい、、、