まちがいじゃないよね | くぢらちゃんの西へGoGo! 東へGo!!

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スケベ親父連合組合の広島総本部長の
あっぱっぱー日記

これまでもいくつかのフシギなお話しを教えてくれた看護師のケイコさん。
「そんなにねー、すっごい経験ばっかししてないからなぁー」なんて言いますが、やはりほじくれば出てくるのです。
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「ガン患者さんで、比較的進行が緩やかだったから年単位で入院してたオジサンがいたのね。
長いこと顔を会わせればやっぱり仲良くなるし、1年近くも居れば"明日も明後日も来月も居るだろうな"って気になるわけ。」
「でもとうとう末期にちかくなって、緩和ケアの病棟に移ったの。
で、私ともう一人の仲が良かった看護師の子と休みを合わせてお見舞いに行ったのね。」

「なかなか調整がめんどうだったんだけど"30日の日中なら休みが合うね"ってことになってさ、二人で出かけたんだよ。
普段縁がない病棟だから、ナースステーションで部屋を教えてもらってね。おじさんもけっこう喜んでくれて、しばらく話して帰ったんだ。」

「2、3日したら"@@さんが亡くなりました"ってそこの病棟から通知が来たの。
"29日"の日付で。」
「私たち、こういう仕事だからさ、"よりによって死亡の通知に日付の間違いはまずいよ"と思って、"私たち、30日の日中に面会したから、亡くなられたのはその日の夕方以降ではないですか?"って緩和病棟に連絡したのね」
「"いえ、29日で間違いありませんけど"って言うの。
こっちもカレンダーで仕事してるからさ、2人揃って日を間違えるなんてありえないんだけどね。 しかも、ナースステーションで"@@さんの病室は@@@号室です"って教えてもらってるんだよ」

「もしもお見舞いでオジサンの幽霊と話したのだとしても、私たちが病室を教えてもらった看護師さんはなんだったのか、どう考えてもフシギなんだよね~。」

相変わらずカラリと明るい口調で話すケイコさん。
今回はオチは無いようです(笑)

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