オススメの1冊 | まっつんのブログ

まっつんのブログ

ブログの説明を入力します。


久々に読みました。
自分にとっての麻雀バイブル
『 幻に賭けろ』

『 天牌』の嶺岸先生作品で
傑作作品だと思っているマンガです。
この度、電子版で発見したので購入しました。古本屋で探すのは、今は難しいかもしれません(;´Д`)
全4巻なので、揃えやすいのも魅力ですね☆(´ω`★)
※対照的に『 天牌』は80巻以上なので大変です(笑)

他の麻雀マンガは、フリー主体や過激な賭けが、魅力なとこがありますが、
この『 幻に賭けろ』は
競技麻雀を主に舞台とした物語となっています。
※原作の土井プロが日本プロ麻雀協会出身なので、協会ルールになってします。この当時は最高位戦なのかもしれませんが、そこまでは詳しくありません( ̄▽ ̄;)
キャラクターも
豪運、豪快な主人公                  三島
テクニシャンのライバル          今井
手麻雀の達人                              小沢
プロのトップ雀聖に君臨する  藤峰

と個性豊か
4名ですが(笑)

まぁ、ネタバレすれば、藤峰雀聖がラスボスなのですが・・・


この物語では、麻雀について色々と考えさせられます。
「手順、セオリー」
「セオリーからの捨て牌読み」
「筋、またぎ、下4間、上4間」
「手麻雀」
「浮かせ打ち」
「展開、その責任のとり方」
「卓上での戦略」
「麻雀のゲーム性」
知らないことや、知ってるつもりだったことなど、改めてよむ度に考えてしまうことが、沢山あります。


この二言
「麻雀、極めれば技術10、運0」
「運は技術を操れないが、技術は運を操れる」

これは衝撃💥でした。
ただこの言葉には、今でも承服しかねます。
持論では、
「麻雀極めても運9、技術1」
だと思っています。

自分は技術、手順は学ぶことが出来るけど
上級者になればなるほど、その差は無くなります。あとは個性、戦略がものをいうのですが、合うか合わないかは運。
席順、ツモ順も運。
感性、感覚が合う、合わないのも運。
と考えているからです。
裏ドラだったり、食い流し、食い下がり、鳴いたから助かった、鳴いたからダメだったと色々経験があるはずです。

ただ技術を疎かにすれば、勝てる勝負を落としてしまい勝率には確実な差として出てしまうものとしても認識しています。
だから技術1と言っても、非常に重要な1、確実に捉えておきたい1だと思うのです。

これは様々な意見が分かれても良いと考えてますし、分かれた方が逆に面白いとも思います。

この漫画では、麻雀の定石を作ることが急務、プロの責任だ、という場面もあり、
定石を作る為には、運という不確定要素があると邪魔!という側面があるからなのかもしれませんね。
もっとも藤峰雀聖(原作の土井プロ?)の意見なのかもしれませんが・・・

「アカギ」、「むこうぶち」、「兎」、「麻雀小僧」など
色々麻雀漫画はありますが、
この「幻に賭けろ」はオススメです。
それぞれ考える、面白いと思う点は、初心者~上級者で変わってくると思います。



自分としても当初、主人公の三島の
豪快な手順、和了形に憧れて
高打点打撃系をしていました。
無理矢理決め打ちで最終けいをけいを
所詮、漫画の主人公程の運が無ければならないと気づくまではそう時間はかからず
ブレて高打点打撃系とは言えない打ち方に変化していきました。

次に、捨て牌読みから守備を高めようと読み返しました。
セオリー通りならかわせるようになりましたが、セオリー無視をしてくる相手に調子を一旦、狂わされるとまたかわせなくなりました。
しかも、高打点を狙うので速度で負け、1発当てれば勝ち負け、当てれなければ何もせずに負けるという風になりました。

今度は、小沢の「手麻雀」の真似をして速度をあげようと試みめした。
最初は、ただ鳴くだけなので守備力がガクッと落ちます。打点力もガクッと落ちます。よって負けます。
そのうち、手牌、捨て牌読みと絡めて
「手麻雀」ぽくなります。

自分は、よく
「面前打撃攻撃型」
「鳴き速攻攻撃型」と人により
分かれて言われます。
※「守備型」とは誰からも言われません(;´Д`)
それは、上記のことが原因だと思われます。
「手麻雀」してたころに出会った人は、
鳴きのイメージが強いんでしょうね。(笑)

現在は対戦相手、展開に応じて対応していますので、やはり取らせ方は人それぞれ何でしょうね。
ただ、自分では強気な「守備型」のつもりなんですけど(笑)
それはまた次の機会で!(・ω・)ノ
長文にお付き合い頂きありがとうごさいました。(ㅅ´³`)