26才のGWは2泊3日の能登半島巡り、もう一度あの旅館に行きたいと思っていた矢先の大地震だった★ | 山手AGENCY☆宮本潤一郎

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作家・写真家・宮本潤一郎の自由気ままなブログです

その頃は原宿のアパレルメーカーで企画の仕事をしていました、

GWに鳴り、5万円(今なら10万円位?)を持って完全な無計画の当ての無い放浪の旅にでました、東京の下町から先ずは総武線に乗りお茶の水で中央線に乗り換え八王子へ行き、八王子駅の券売機の路線図を見て適当に日本海側へと向かいました、途中、富山県を通過したのを覚えています、そしてたどり着いたのが能登半島でした、既に夕方になっていたから電話帳で近くの旅館を探し、行って見ると綺麗な感じの良い旅館で、飛び込みで部屋あるか聞いて見ると、「大部屋なら有ります」との事、

 

その大部屋に行くと想像以上の広さで体育館の半分ぐらいの広さがある、既に先客が3人いて、一組は40才位の夫婦で、もう一人は真面目そうな男子大学生でした、その2組は距離を取っていてオレは男子大学生の横に布団を引きました、

 

大学生も俺もその夫婦から距離を取っていたのは気を使ってのことでしたが、この夫婦はとても感の良いお二人で4人で色々話す様に鳴りました、お二人は大学時代からのお付き合いでその頃から旅行がお二人共通の趣味が旅行で日本中を旅したと話していて、その時で既に40才は優に超えているだろう感じだったけど大学生の面影を感じさせる精神的な若さのある夫婦でした。

 

オレは26才に鳴ったばかりで、その大学生とは特に気が合い色々話したけど、真面目な大学生で歴史が好きで旅行をしていると話して色々な資料に見せてくれました、行き当たりばったりの俺の放浪の旅とはまるで正反対でしたがこの大学生とは消灯まで楽しく話し込みました

 

続く

26才の晩夏~東京の地元、晴海埠頭で熊谷登喜夫の服を着て撮りました☆彡