<タイトル>

ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58

<作曲者>

フレデリック・ショパン

<おすすめCD>

エフゲニー・キーシン

 

 

<レーベル>

RCA(SONY)

<解説>

 ショパンという人は、繊細なように見えて、けっこう激情型なのかもしれません。

 ひとつの作品の中でも、怒り狂ったり、愛を歌ったり、とにかく忙しいです。

 表現の幅がすごいのですね。

 こういうタイプの音楽は、自分のように超気分屋な性格には、ぴったりくる。

 怒りを静めたいときには、もってこいなのです。

 ピアノ・ソナタ第3番は、ショパンのエッセンスの結晶のような作品で、わたしのように感情に振りまわされやすい方には、よい処方箋となりえます。

 推薦したキーシンの演奏は、研ぎ澄まされたクリスタルといった風情で、とても耳に心地がよいです。