2019年5月に見に行った、ダグラスDC-3のエンジンが完成したそうです。

 

 

 

白く粉を吹き、ジュラルミンはミルフィーユの様な層がサクサクになっていて、

作業は永遠に続くのではと、気の遠くなる挑戦だと思っていましたが、

毎晩毎晩作業する方は強いなと、レストアが進まない自分には耳も痛くなる話でした。

 

 

それが2年とちょっとで、畑のオブジェから実働へと復活ですから。

 

 

 

日本におけるDC-3の研究者さまのHPによりますと、

このエンジンの持ち主のJA5019は1968年10月に登録抹消されているので、

実に53年ぶりにエンジンに火が入って復活しました。

 

 

オリジナルの燃料供給装置の状態が悪すぎたので、たまたまあったドラッグレーサー用の

4バレルのキャブレターを流用しているそうです。

 

 

自分はJA5019とANA前身の日ペリ航空のロゴをカッティングシートから切り出して

提供させていただきました。

データはハセガワ1/48のプラモデルのデカールより製作しました。

 

 

エンジンマウントのフレームはDC-3の旅客機を意識しての塗装です。

一度エンジンを動かし停止させると、オイルがエンジン下側のロッカーアームカバー内に溜まるので、外からプロペラ軸を回し、余ったオイルを排出させてからの再始動になります。


始動からの



停止まで。

 

追記 : 1分しか投稿できないので、

全部で1分19秒の動画の後半1分程も編集して掲載しました。

 

すごい迫力です。
正直、横浜の動くガンダムを見てきた時より感動し、ホントに鳥肌がたちました。
ワンコも一緒に見に連れてこようかと思っていましたが、
腰抜かしていたかも。連れてこなくて良かった。
 
完成おめでとうございました。