左右でボディ造形が結構違うヨーロッパS1ですが、ヘッドライトの収まる部分、
いわゆる“座ぐり”の形状が違っています。



左側に比べて右側が小さいのです。




ヘッドライトカバーを用意しているのですが、こちらは左右対称で、
左側の大きい方に合わせて出来ていました。


左に合わせて右の“座ぐり”も大きくしてしまおうか。



これまでもテールランプ、ドア周り、Aピラーやルーフ周辺等に手を加えてきたので、
右ライトの整形も苦にはならないし心も痛まない。

でもね、左右対称にとか綺麗に作ろうとする事は、オリジナルからは逸脱するわけですよ。



自分のはS1BだけれどS1仕様で作っているし、ほぼ存在しない右ハンドルだしで
どうでも良い事なのだけれど、

世の中のレストア板金塗装を職業とされる方々はどうなのかと思う。

 



そんな話を自動車工場の方にしたら、こだわりの強いボディ成形作業の方々は修正してしまうらしい。

オーナーの同意が前提ではあるが、旧い高級車でもだそうです。

オリジナル形状のボディからの改修は、オーナーと作業者、工賃や車の歴史的価値等々で、
それぞれの考えによるものでしょう。


自分は自分のクルマを自分で改修します。



右ヘッドライト座ぐりを大きくしたら穴が開いてしまったので、FRPで裏打ちしました。





直しても画像では良くわからないです。