東京大神宮でいただく清々しさと温かさ。 | かもめがね

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 毎年お正月は同じ記事になっている気がします。
 そして今年も3日とろろを食べた後、行って来ました、東京大神宮。


 伊勢神宮の東京分社であるこちらは縁結びのご利益があることで有名。

 私は父が生前連れて行ってくれたのをきっかけに
 何年も前から毎年新年にお詣りするようになりました。


 以前はスイスイだったお詣りもここ数年はテレビの影響もあってい人・人・人。
 それでも今年は少し早目に行ったので1時間弱並んで入れました。


 並んでいる途中、宮司さんからいただいたミニカイロ。
 宮司さんは一番道路側に並んでいる人にカイロを配り、
 整列している人達で協力して横にリレー形式で回し、列の中央にいた私の所にも。
 嬉しい心遣いに心まで温かく。これをポケットに忍ばせて身体もヌクヌク。


 中に入ると先ずは水で手と口をお清め。
 巫女さんが1人1人に和紙を渡してくれて手を拭きます。
 こちらの神社は皆がきちんと整列をして焦らず進んでいくので、
 時間を掛けてきちんとお参りすることができます。


 お清めが終わって門をくぐるとお詣りの前に、


 一段高いところからきちんとお祓いをしてくれます。
 私も頭を垂れ、お祓いをしてもらってから
 清々しい気持ちで時間を掛けてお詣りする事ができました。


 そしてお詣りの後のお楽しみはこちらの振る舞い。
 (心付けは置きますが無料で振舞われます)


 先ずは赤福とお茶をありがたくいただきました。
 大好きな赤福と温かいお茶に心が落ち着きます。


 そしてお汁粉と御神酒。
 ようこそお詣り下さいました、と温かい言葉と共にいただく振る舞い。


 こちらのお酒は伊勢神宮の御料酒。
 毎日伊勢神宮でお供えされるものと同じありがたいお酒をいただきます。

 配っていただいたカイロに始まり、この最後の振る舞いまで
 温かい気配りに気持が癒やされました。

 毎年こちらへ来てしまうのは、年始の混雑の中でも1人1人
 心を込めた丁寧な参拝が出来て、
 清々しさと温かさをを持ち帰れるからなのかもしれません。

 帰り道のなんのも言えない心地良さ、今年もお詣りできたことに感謝して。