三年程前か、廃業した四谷4丁目にある蓬莱湯。
立派な唐破風と千鳥破風が印象深い典型的な銭湯建築だ。
新宿区は意外と銭湯が多い地区だが、年々スーパー銭湯や他の入浴施設に押されて、昔ながらの銭湯は時代の波もあって幾つも閉店、廃業している。
存続を続けている銭湯でも、老朽化や入浴客減少によって、ビル銭湯や現代的な入浴施設にシフトを余儀なくされている。
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ここ蓬莱湯は解体されず、複合スタジオとして使用されている。
ギャラリーや他の施設で使用されている廃業銭湯もいくつかは点在しているので、この蓬莱湯も同じ様に立派な風貌が残されるのは良い事だと感じる。
入口の下駄箱や番台もそのまま残っている様子である。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20181116/15/kuboyann77/d3/79/j/o1080072114304177662.jpg?caw=800)
左右にあるコインランドリーは依然稼働しているので、今年は悪天候が続いたので十分に利用されているのではないかと思う。