機会を作る | 窪田テニス教室

窪田テニス教室

皆さんの技術向上のキッカケぐらいになればと思います。
内容は指導者向けかもしれません。
はじめての方はテーマ欄の「注意事項」をすべて読んでください。


以下、質問コメントです。

1. 無題
姿勢は日常生活やプレー中に意識する程度でいいのでしょうか。
別途で練習するべきでしょうか。
boss 2014-05-14 21:11:31


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日常生活での実践が良いです。

いきなり四六時中やるというのは無理があります。

食事のときや車の運転のときだけというように、まずは自分で時間を決めて実践していくのが良いです

食事のとき、「いつの間にか猫背になっていた」ということもあります。そのような場合は、自分の姿をチェックできるように、鏡を置くと良いです。真横に置くと背骨の位置を確認しやすいです。

それも難しいというなら、もっと短い時間からやってください。

例えば、「椅子に座るとき、椅子から立つとき」「顔を洗うとき」というように短時間だけでも良いので、正しい姿勢を意識できる時間を作ると良いです。いつでも手軽にできることから。

そのうち、(猫背になったときに)自分で気づくようになります。これが「違和感」となっていく。違和感となれば改善は早いです。

注意)長い期間、姿勢が悪い状態(猫背)が続くと、背骨が変形するようです。この場合、姿勢を正すと逆に(違和感ではなく)苦しくなります。無理をして、腰を痛めたり、首、肩の凝りが酷くなったという生徒がいました。いきなり姿勢を変えると、怪我をする可能性があります。苦しい場合は、無理せず医者に相談してください。

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私の場合、毎朝、神棚祭りと先祖供養をします。

神棚祭りは、榊(水換え)と水を供え、二礼二拍一礼。先祖供養は、仏壇に線香を供え、正座して手を合わせる

この作務を毎朝、正しい姿勢で淡々と行っています。

自分の重みを感じるだけ(姿勢を正す=鉛直方向を感じる=落ち着く=安心)。

怪しい呪文や、お願い事など一切ない。感謝と畏怖があるので、猫背では絶対できません。

一日がここから始まります。全部で5分もかからないことです。

実家で生活して7年になりますが、これはずっと続いています。


それらを真似しろと言っているのではありませんよ。私の例を一つ書いただけです。

日常生活の中で、「正しい姿勢になってしまう」という機会を、自分なりに作れば良いと言いたいだけです。

(過去記事「生涯スポーツ」も参考に)