「ちから」の違い | 窪田テニス教室

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皆さんの技術向上のキッカケぐらいになればと思います。
内容は指導者向けかもしれません。
はじめての方はテーマ欄の「注意事項」をすべて読んでください。



下手なコーチは、「ちから=知から」になっているようです。

「有名なコーチがああやって教えているから、自分も真似しよう」「トッププロがそう動いているから、そうしよう」「上手い人は、この練習をやっていたらしい。これが正しいんだ」というように、知識、結果から、ものごとを判断している。

大切なものは、実体験でしか得ることはできません。

知っているのと、わかっているのは違う。

他人に説明するとき(他人から質問されたとき)に、その違いがハッキリ出ます。

実体験しか説得力はない。

参考にするのはいいが、真似するのは無責任ですよ。

教える仕事がしたいなら、自分独自のものを作ることです。



それから、「ちから=値から」となっているコーチも多い。

「これだけの負荷をかければ、これだけ筋力が強くなる。それができれば、あれができる。」ってね。

何事も、そんな簡単、単純ではないです。

コーチをすることができるぐらい打てるなら、そんなことぐらいわかるでしょ?

夢を追う?

いやいや、現実を追えば良いです。

そしたら、そんなことは言えないはずです。

ちからは、実践、実体験で得た感触を信じることでしか得ることはできません。