下手なコーチは、「ちから=知から」になっているようです。
「有名なコーチがああやって教えているから、自分も真似しよう」「トッププロがそう動いているから、そうしよう」「上手い人は、この練習をやっていたらしい。これが正しいんだ」というように、知識、結果から、ものごとを判断している。
大切なものは、実体験でしか得ることはできません。
知っているのと、わかっているのは違う。
他人に説明するとき(他人から質問されたとき)に、その違いがハッキリ出ます。
実体験しか説得力はない。
参考にするのはいいが、真似するのは無責任ですよ。
教える仕事がしたいなら、自分独自のものを作ることです。
それから、「ちから=値から」となっているコーチも多い。
「これだけの負荷をかければ、これだけ筋力が強くなる。それができれば、あれができる。」ってね。
何事も、そんな簡単、単純ではないです。
コーチをすることができるぐらい打てるなら、そんなことぐらいわかるでしょ?
夢を追う?
いやいや、現実を追えば良いです。
そしたら、そんなことは言えないはずです。
ちからは、実践、実体験で得た感触を信じることでしか得ることはできません。