テニスをやっている子供達へ。
テニスができるのは親のおかげです。
親のおかげで、「テニスをさせていただいている」「レッスンを受けさせていただいている」という立場です。
このことを、当たり前だと勘違いしてはいけません。
テニスはお金がかかります。ラケット、シューズ、ストリング、グリップテープ、テニスウェア、交通費、コート使用料、レッスン代、飲み物代、試合の参加費。
それらを、小遣いやお年玉で子供が払えるかな?
とんでもない大金です。働いている大人だってできない人は多いのです。
「テニスができる」ということはとても贅沢です。
お金を払い、時間を割いて送り迎えまでやっていただいている親に、荷物持ち、球拾い、コート整備までやらせている。
そんな立場にもかかわらず、上手くプレーできないときに、ふて腐れる子供がいます。
それは親に対して、失礼ではないか?
上手くできなくても、努力している姿を親に見せるのが最低限の礼儀です。
レッスン後、(私にではなく)親に「ありがとうございます」と感謝の言葉が言えるようになって欲しい。
言えなくても、「感謝」を思うことです。思うことで、態度は変わるでしょう。
スタートはそこからですよ。
過去記事「子供達に伝えたいこと」も読んでね。