自分の球を知る | 窪田テニス教室

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皆さんの技術向上のキッカケぐらいになればと思います。
内容は指導者向けかもしれません。
はじめての方はテーマ欄の「注意事項」をすべて読んでください。


質問コメントです。


1. 自分の球を知ること
私の球は、サイドスピンがかかった球のようです。
サイドスピンがかかった球のメリット、デメリットを教えてください。
自分の球の特徴を知って、試合でどう使えばいいのか?教えていただけたらと思います。
Rei 2012-04-27 08:42:17

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情報が少ないです。それなりに返答します。(サイドスピン=ストロークでいきます)

サイドスピンのメリット、デメリットはないです。

それは、トップスピン、スライスにしても同じです。

それが、ある程度安定して打てるならね。

サイドスピンを、打ち返すのが苦手な人には、メリットになるが、

サイドスピンを、打ち返すのが得意な人には、デメリットになる。


というように、相手次第だからです。

「どの球種を、どこに打って、ポジションを、どうのこうのしたほうがいい」と私が言っても、

それが、みんなに当てはまるとは思えません。

人によって、違いがあります。

あなたと、あなたの試合相手を見ていないのに、指示を出すことはできません。

すべてを見て、指示を出せたとしても、試合ですから、やってみないとわかりません。



「サイドスピンがかかった球のようです」とありますが、

これは、自分がサイドスピンを打っているという自覚がないのかな。

「そうなってしまう=それしかできない」と、

「(他の球種も打てるが)そうしている」とでは、話が違ってきます。

「試合でどう使えばいいのか」といっても、先ほどのように、相手によりますね。

それしかできないなら、ひたすらサイドスピンを、あっちこっちに打つしかないです。


そのサイドスピンを有効に使いたいなら、トップスピン、スライスも打てるようにすることです。

球種を混ぜたほうが、相手はやりにくいかもしれません。

球種を混ぜたほうが、自分がやりやすいかもしれません。

サイドスピンしか打てないなら、そんなこともわかりません。

打つ前から、デメリットがあると思うようなショットなら、やったらダメです。

「この状況は、この球が有効だ」と選択できるのが、技術です。

(ここでの「有効」とは、自分はやりやすく、相手はやりにくいということ)

そのときの状況に合わせてプレーできるように、すべての球種を練習してください。

他と比べることによって、「自分の球」を知ることができます

そうすることでしか、あなたにとっての、(そのサイドスピンの)メリット、デメリットはわからないでしょう。