観劇2連続
たまには女優らしいことを書いてみたりします
最近は、「ママは今日、美容室行きたいなと思ってるんだけれど、お迎え少し遅くなっても平気?」とか、
「今日、どうしても観たいお芝居があるからピーターパンのお稽古の後お芝居観てから帰ってきたいんだけれどいいかなぁ?」とか、
娘に聞くようにしています。
一緒に行けるものは一緒に行くので、私が誘わないという事は、自分は行けない演目と思っているようで、
私の予定を把握することで安心しているみたいです。
そして、帰ってきてから、娘に感想を述べたりしてます。
と、言うわけで、昨日は、2つ、観劇してきました
まず、お昼には、佐藤美希ちゃんの舞台。
「暁の帝〜壬申の乱編」
を観てきました。
劇場に入った途端、「おっ、素舞台だ‼️」と驚き、
舞台セットなどがほとんどなく、これは、演出家の力量、役者の力量が大いにいる‼️
しかも、、私があまり得意でない「壬申の乱」あたりのお話‼️
正直、んんん、苦手かもなぁ〜〜と思いながら観始めたましたが、
なんのなんの、狂言回しが上手に誘ってくれて、演出も洗練されていて、
だからこそ、登場人物の感情を追いながら観る事が出来て、とても興味が湧くお話でした
舞台を踏むたびに変わっていく姿は羨ましくもあります。今回も大役‼️
私は後輩の役者さんに芝居のアドバイスを求められても、技術的な事はほとんどしません。
聞かれたら、私が思う、役の捉え方のヒントなんかは伝えたりはしますけれど。
それは、私が伝えるのは、久保田磨希のやり方なので、聞いた人は消化できないかもしれないし、久保田に言われたからそのとうりにやらないと‼️と思わせたくないから
とは、言いながら、最近では少しづつそう言う考え方も変わってきて、伝統芸能は真似から始まるんだから、伝えてもいいかなぁとも思うようにはなってきてますが、
そんな中、
佐藤美希ちゃんだけは、具体的にアドバイスします
舞台を終えたら一目散に聞きに来てくれるので
その後の稽古に付き合える訳でもないし、終演直後に言うのも気がひけるけれど…、
昨日もアドバイスを伝え、伝えながらも、これって今の自分にも当てはまるななんて思い、私もピーターパンの今日の稽古で試してみたいなと‼️
本当に、私って欲深い
是非、ご都合など合いましたら、ご観劇くださいませ
そして、夜は
メリーポピンズ でご一緒したウィニフレッド木村花代ちゃんの舞台を観劇。
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世界中のミュージカルのビックナンバーをダンスと歌で紡いでくれるミュージカルショー
ミュージカル初心者の私も、知ってる曲がたくさんあって、
存分に楽しみました
紅一点の木村花代ちゃん
この場に立っているのは並大抵の事ではないだろうなと、役者同士だから分かるプレッシャー、
をビンビン感じながら、ひたすら「頑張れ頑張れ」と愛を送り続けて。
これは職業病ですからただ、素直に観劇できなくて、
佐藤美希ちゃんの舞台を観てる時も、
木村花代ちゃんの舞台を観てる時も、
自分ならこうする、とか、自分にはこれ出来ないなぁとか思いながら観ちゃうんです
花代ちゃんとは、稽古場でもたくさん話をして、
その美貌とは裏腹の腹のくくりっぷりに、アッパレを贈る女優さん。
昨日は、その底力を魅せて貰いました。
本当に本当に素晴らしかった
様々なヒロインを演じてこられた花代ちゃん。
改めて思うのは、ヒロインをされる方には、ヒロイン力があるんだなと思います。
本当に選ばれし人しかヒロインは出来ないなって
私は一生やる事はないだろうけれど
そんなヒロイン達を支えるスペシャリストになりたいと強く思った1日でした
花代にチューしてる写真、何枚ある事か